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第47話 呪術師とバッブル家

 ディラックさん達の訪問があったその日の深夜。ヴァルキュリアが、ブリッツさんからの返信を持って帰ってきた。治癒魔法について打診していた件だ。


 手紙によれば、残念ながら治癒魔法というものは存在しないらしい。悪魔の中に人体を研究する者もいるが、それはあくまで解剖学的な興味でしかないという。だから、人間を治療するという概念がないそうだ。治癒を希望する人間に、悪魔が魔力を貸してくれなければ、どんなに上級の魔法使いでも手も足もでない。まぁ、そりゃそうか、どんなに運転が上手いドライバーでも、燃料がなかったら車は走らないもんな。


 ちなみに、治癒魔法はないけれど人を癒す”治癒神術”というものが存在するらしい。魔法は悪魔と契約するが、神術は文字通り神と契約するのだという。ただし魔法や呪術に比べて、かなり希少なものらしい。神様は容易に人と接点を持ってくれないのだね。どの世界でも神様より悪魔の方が、人間に近しいのだろうか……。


 神術は、今のところ中央王都の教会に伝説が残るのみで、使い手は現存しないそうだ。なんだか圧倒的に悪魔優勢だな。魔法バンザイ! 悪魔バンザイ! のようだけど大丈夫かな、この世界。


 そういえば、俺はもう神様に会っていることになるのか……。うーん、アレを思うと神様バンザイの世界もあまり居心地の良い感じがしないな。


 そういえば、カーミラは大分熱心に人間の病について研究してたな……。わざわざ雇われの身になってまで、この体の持ち主、アリシアの母親の病を研究してたんだもんな。


 よし、じゃあ久々にミカさんが翻訳してくれた、カーミラ研究書を読んでみるか。


 ”カーミラ研究書”と勝手に俺が呼んでいるが、エランド王国のカーミラ研究塔から持ち帰った複写粘土版を、ミカさんがエランド語に訳してくれた書類の事だ。


 その中には、今まで読み飛ばしていた病についての記述がある。正直、あまり興味がなかったから、ほとんど目を通していなかったけどね。それにこの書類を手に取ると、ミカさんの辛い思い出も蘇ってくるので、無意識に避けてしまう気持ちがあったのは、否定しない。でも今は感傷に浸っている場合じゃないよな。ミカさんがせっかく訳してくれたんだ、ちゃんと役に立てないとね。


 研究書には、たくさんの病が克明に記録されていた。どれも難病や奇病ばかりだ。カーミラは人間の病をヒントに、自分の弱点である日光を克服しようとしていたらしい。


 結論からいうと、治癒に関する直接の記述は見つからなかった。だけど面白い事が書かれていた。吸血鬼の再生能力についてだ。カーミラの研究によると、再生能力はある種の”呪い”のようなものだそうだ。体を一定の状態に保つという不老不死の呪いが再生能力なのだという。あくまでカーミラ説であって、本当かどうかわらかないけどな。でもこれを応用すれば、日光に強くなる呪いを生み出せるのではないか、というのが彼女の考えだ。まさか能力を呪いと解釈するとはね。普通、”呪いは害悪を為すもの”というイメージしかないもんな……凡人にはできない発想だよ。


 カーミラの説を読むうちに、俺にもアイディアが浮かんだぞ。凡人だから、ただの模倣なんだが……。


 ”体を健康な状態に保つ”という呪いを掛ければ、治癒呪術に繋がるのではないだろうか? ちょっと飛躍した強引な考えだ。でも再生能力の呪いがあるなら、健康保持の呪いがあってもいいじゃないか。


 だけど俺の周りには呪術に明るい人がいない。呪術は魔法ほど毛嫌いされてはいないけど、やっぱり一握りの人間だけが知っている術だ。誰か詳しい人は居ないだろうか。


『ヴァルキュリア、呪術に詳しい人物を知っていますか?』

『獣王様。魔法と違い、呪術師には偽物が星の数ほどおります。本物を探すのは、砂山から一粒の砂金を見つけるようなものです。私が存じている本物の呪術使いは、既に世を去っております。他に噂ですが、メンデル北地区に呪術で大層評判の男がおります。そのくらいしか存じません』

『わかりました。男の名前と住処を教えてください』

『参られるのですか?! その男も偽物の可能性があります』


 呪術師自体がかなり希少な存在だ。真の呪術使いになるためには、黄泉の力、つまり死と真正面から向き合う必要があるらしい。生きている人間が死に直面するなんて、普通は絶対にやりたくない。下手をすると、そのまま黄泉の世界に連れていかれてしまう。


 魔法は悪魔と契約し、交渉して寿命を渡せばいいだけだ。とはいえ、寿命を確実に削っているので、死のタイミングを早めるリスクを負っている。


 呪術の場合、そのリスクが大きすぎるのだよね。何せ、黄泉に魅入られてしまえば、直ぐに死んでしまうのだから、そのリスクは魔法の比じゃない。例えていうなら、魔法はジワジワ真綿で首を絞められる感じで、呪術は首吊りして死ななかったら力を得られるという感じだ。


 もっと日本的に言うと、死線を彷徨うほど過酷な修行(臨死体験)をして生き残った僧だけが、特別な力を得られる、そういう密教的なものに似ている気もする。俺の仏教知識は、所詮はテレビの受売りなので、合っているかどうかわからないけど……。


 でもまぁ、みんな呪術よりも魔法を選ぶよな。生き返る保証もない臨死体験をさせられるよりも、悪魔と口八丁手八丁で交渉した方が、目先のリスクは少ないもんな。魔法使いは多いのに、呪術師が圧倒的に少ない理由がわかった気がするよ。


 だけど希少な分、民間信仰の影響を受けて、儀式や慣習とが混然一体となっているようだ。インチキ呪術も数多いらしい。宗教をネタに金儲けを狙っているようなものだろうか。日本でも昔流行った霊感商法というヤツだな。高価な壺を買わないと、先祖の霊が祟るというアレか……。


 ――― 翌日。


 ヴァルキュリアにはお奨めされなかったが、本物の呪術師かどうか確認するだけということで、レンレイ姉妹を伴って俺は北地区へ出かけることにした。


 今日は朝から陽射しが強い。北地区の街並みをじっくり見るのは、これが初めてかもしれない。今までは馬や馬車で通り過ぎるだけだったからね。北地区はハッブル家の拠点という事もあったし、入りにくい雰囲気だったのも事実だな。


 だけど街はいたって普通だ。商家や民家が立ち並び、鍛冶師の工房もちらほら見かける。当然だけど、住民は特に派閥を意識して生活している訳ではないよな……。南地区でもブラッドールびいきの工房はたくさんあったけど、関係者以外からそういう話を聞いたことはなかったし。ふむ、北地区でも同じ状況ということか。


 ……と思ったが、何やら視線が痛い。特に男連中からの視線が厳しいように感じる。


「レンさん、どうして私達は注目されているのでしょう?」

「あの、大変申し上げにくいのですが、カミラ様が目立っておられるからです」


 うん? そうか……。俺は今、周囲の女性よりも一際背が高い。すれ違いざまに「デカっ!」と小声で呟かれる事もしばしばある。しかも髪がだいぶ伸びて膝くらいまであるのだ。それをコンパクトにポニーテールにしているが、これだけでもちょっと目立ってしまうよな。

 

 そして、ビスマイトさんが全精力を傾けて作ってくれた、長剣フランベルジュを背中に差している。しかも左腕だけ金属の義手。それがメイド2人を引き連れて歩いている。騎士の格好でもしてれば別だが、普通の町娘の服装でこれは相当なまでに目立つな……。体が成長してデメリットがあるとすれば、無駄に視線を集めてしまうので、こっそり行動できないことだ。


 痛い視線を跳ね除けながら、北地区の奥までやってきた。


 今、目の前には怪しげな寺院がある。入口付近に参拝者がたむろしている。お香だろうか、妙な匂いも立ち込めている。宗教色の強い装飾がこってりと盛られた門をくぐり抜け、寺院の中に入ってみた。眩暈がするほど強い匂いで満たされている。何の匂いかわからないけど、あまり体に良くなさそうだな。


 院内は多くの参拝者でごった返していたが、そんな中でも俺の姿は一際目立ってしまったようだ。教祖らしき呪術使いが颯爽と寄ってきた。


「これはこれは……お美しいご参拝者ですね。こちらは初めてですか?」

「え、ええ。そうです」

「では優先的に御祈祷させて頂きましょう」


 この目立った姿も役に立つ時がある。話が早くていいね。


「私は呪術師のキョウと申します。ハッブル家お付きの人間です。どうぞご安心して悩みをお話し下さい。呪術で解決できるところは、対応いたしますよ」


 この人はハッブル家の手の人なのか……。インチキと思われないように、素性を明らかにしたのだろうけど、あいにくこちらは競合の鍛冶師なんだよね。まぁいい、ここは全部伏せて進めるとしよう。どうせ今だけの話だし。


「ありがとうございます。私はカミラといいます。今日は悩み相談ではありません。呪術について教えを乞いに参りました」

「……呪術を、ですか?」


 それからキョウと名乗る人物と1時間ほど話し込んだ。


 結論から言うと、この男は呪術師ではなかった。わかりやすく言えば、街のお悩み相談カウンセラーと言った感じだろう。法外な料金を吹っかけたり、怪しい佞言を垂れ流している訳ではないので、悪い人物ではないようだ。その証拠に参拝者からの評判も上々だった。


 ただ呪術については、からきしだ。はっきり言って、カーミラ研究書以上の情報は得られなかった。悪い人ではないのだろうけど、呪術師ではない。評判が良いのだったら、あえて呪術師って名乗らなければいいのに。でも”呪術”って看板が、新規の信者を獲得するためには、きっと重要なんだろうね。


「カミラさん、ご期待に添えず申し訳ないです。でも呪術に詳しい人物をご紹介できますよ」

「それはありがたいです。ぜひご紹介願います」

「これからお連れしても大丈夫ですか?」

「ええ、もちろんです」


 俺達は直ぐにキョウさんと一緒に寺院を出た。徒歩で数分のところに、その呪術に詳しいとされる人物が住んでいる大きな屋敷が建っていた。門構えも庭の広さもまるで貴族のようだな。だけど市井に貴族は居ないはずだ。貴族は、すべてメンデル城のある高台の上に住んでいる。ということは、この家はよほどの豪商なんだろうか。商人が呪術に詳しいというのも、ちょっとインチキ臭い気がするけどな……。


 キョウさんは玄関で何やら話し込んでいたが、直ぐに俺達は客間に通された。


 今は昼間だし、何よりこのメンバーだ。帯刀もしている。危険は少ないだろう。念のためヴァルキュリアを上空に待機させておこうか。


 客間のドアが開くと、背の小さな青年が立って居た。年の頃は20代半ばといったところかな。顔色は良くないな。ひ弱な感じはするし、どことなく陰気な空気を纏っている。肉体ではなく、頭脳で勝負するタイプだろうか。呪術師っぽい雰囲気と言われれば、確かにそんな感じもするな。まぁ、俺の呪術に対する勝手なイメージだけどね。


「こちらは呪術に興味があるとのことでお連れした、カミラさんです」

「カミラさん、こちらはハッブル家当主のマイヤー様です」


 何だって?! おいおい、望んでもいないのにいきなり敵の本陣に攻め込んじゃったぞ。チラリとレンレイ姉妹の方を見ると、2人とも知らん顔をしている。ポーカーフェイスだ。やるな、こいつら……。俺も焦ってはいけない。素性は徹底的に伏せておこう。


「初めまして、マイヤー様。カミラと申します。呪術に興味があって、お話しを伺いに参りました」

「……」


 うん? 俺を見上げて固まってるぞ、この坊ちゃん。


「あ、ああ、失礼……。私はマイヤーという。あまりに美しい御令嬢だったので、つい見惚れてしまいました。ご容赦ください」

「このような姿で失礼いたしました。背丈が大きいだけが取り柄の庶民でございます。お目汚しにならなければよいのですが」

「そんなことはありません! 私は背の高い女性が好きです。それにカミラ殿は整った顔立ちに流れるような長い髪、男女問わず美しいと感じるお姿ですよ。容姿端麗とは貴女のためにある言葉でしょう」

「ありがとうございます」


 おや、この坊ちゃん、案外口が上手いな。でもさっきから視線が痛いほど俺に注がれている。普通、人と話す時は、適度な間隔で目を逸らすもんだが、俺の顔を凝視しっぱなしだぞ。どうやらこの顔が気に入られたようだね。話を進める上では有利だけど、少し怖いな。


 話していくうちに、段々とこの坊ちゃんの呪術に対する知識レベルがわかってきた。呪術なんてほとんど知らないじゃないか。レベルで言ったら、まだキョウさんの方がマシだった。もう途中からは、完全に世間話の雑談になっている。


 ではどうして俺をここへ連れて来たのだろう? キョウさんもマイヤーの坊ちゃんも初見だから、罠ってことはないよな?


 その答は、話の終盤で何となく察することができた。


「次の予定がございます。恐縮ですが、そろそろ失礼いたします」

「そ、そうですか。あの……カミラ殿はどちらかの貴族なのでしょうか? メイドを2人も連れて歩くのは、一般の市民では少ないかと思いまして」

「メイドのような恰好をしておりますが、この者達は私の友です」


 俺は咄嗟にウソをついて誤魔化した。”有力貴族ヴルド家のメイドが付いてますー”なんて言える訳がない。変に勘繰られて素性が直ぐにばれてしまう。そうなれば、ハッブル家がどう動くかわからないからな。今はなるべく争いを避けたいのだよ。


「では、よろしければまた我が屋敷においでくださいませんか? もちろんご友人も一緒に……」

「はい、喜んで」


 俺が返事をすると、マイヤーさんの顔が途端に輝いていた。陰気な雰囲気はそれでも拭えない人だったけど。天性の明るさを持った人は見かけるけど、ここまで天性の暗さを持った人ってのもなかなか珍しい。話した限りでは普通の人なんだけどね、見た目で損しちゃってるタイプかもしれないな。


 早々に屋敷を出ると、俺はキョウさんに問い質した。


「申し訳ありません、騙し討ちのようで。ただマイヤー様のお好みが、貴女のような長身で髪の長い凛とした雰囲気を持った女性だったもので、つい……」

「つまり、マイヤーさんに紹介するためだけに、私を屋敷まで連れて行ったのですか?」

「名門ハッブル家と繋がりができるのは、カミラさんとしても悪くない話でしょう? それにマイヤー様は、カミラさんの事を大層お気に入りのご様子。上手くいけば、ハッブル家の第一夫人としてお輿入れできるかもしれませんよ? 女性にとって、これ以上ない名誉と幸せかと思います」


 なんという上から目線。この人は玉の輿を斡旋したつもりだろうが、単に奥手のマイヤー坊ちゃんのお見合い相談カウンセラーじゃないか。ダメだ、まったく役に立たん。呪術の話なんて全然関係なかった。


「は、はぁ……。では、呪術について詳しい方はご存じないのですね?」


 キョウさんが目を逸らしている。……図星だな。カウンセラーとしては、なかなかの腕前なのかもしれないが、呪術という点では完全にインチキ野郎だ。とんだ無駄足になってしまった。


「すみません。次はいつマイヤー様とお会いして頂けるでしょうか?」

「いえ、もうお会いすることはないと思いますよ」

「そんなー。マイヤー様に合わせる顔がありません。私を助けると思って協力してくださいよー」


 まぁ、ライバルの懐に潜り込んで様子を探るのも悪くはない。でも俺は今、そんなに暇ではないのだよ。


 丁重にお断りしてキョウさんとお別れした。それでもキョウさんは名残惜しそうに、ずっとこちらを見ていた。商売上の弱みを握られているとはいえ、あの人もお金持ちのお坊ちゃんの世話で苦労してそうだな。


「カミラ様、危なかったですね。でもハッブル家の当主がどんな人物なのか、少し分かった気がします」

「そうですね。足を伸ばしたのは無駄ではない、としておきましょう」


 だがこれでまた呪術の件は、行き詰ってしまった。もし呪術で病の治癒ができるなら、あの鎧女と取引ができるかもしれない。彼女が悪い人物じゃなければ、ぜひ味方になって欲しい。あの強さは特筆ものだ、敵にしておくには実にもったいない。元中央王都の騎士団長という肩書きから考えても、人の上に立てる人物なんだろうし、中央王都軍の内情に詳しいというのも大きなポイントだ。


 ヘッドハンティングにそれなりのインセンティブが必要なのは、どこの世界でも同じだろうからね。単純にナイトストーカー以上の金銭を渡せば、(なび)いてくれるのかもしれないけど、それではいつ裏切られるかわからない。贅沢な考えかもしれないけど、信頼関係を築いた上で味方になって欲しい。


『獣王様、ハッブル屋敷からの尾行者が1名おります』

『わかりました。監視をお願いします』


「レンさん、レイさん、どうやらハッブルから尾行が付いたようです」

「しつこい男ですね。まきますか? それとも対峙しますか?」

「まきましょう。ライバルと暴力沙汰になったら、後々面倒です。それに今、大きな騒ぎを起こせば、エルツ家に有利な口実を作ってしまいます」

「かしこまりました。お任せ下さい」


 レンさんはこういう隠密行動は得意だからな。とはいえ、俺の目立つ長身と剣がかなり不利に働いてしまう。デメリットが発揮されてしまってちょっと辛い展開だな。今まで気が付かなかったけど、体が小さいのは、小さいなりにメリットがあったんだな。隣の芝生は青く見えるというのは本当だ。


 結局、西地区の雑踏まで足を伸ばして、ようやく尾行を振り払うことができた。思った以上に厳しい相手だったな。ハッブル坊ちゃんの粘着質な執念を感じてしまう。しつこい男はモテないぞ、マイヤーくん。女の俺が言うんだ、間違いないよ、きっと……。


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