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第37話 姉妹

「ジャンさん、紙と筆をお借りできますか?」

「はい、それは構いませんが……」


 俺は紙を小さく切って短い手紙を書いた。これをアイツに託すのだ。そう、俺には今、スマホがある。使いようによっては、この世界で物凄いアドバンテージを得ることができる。ただ大きな問題もある。通話相手がスマホを持っていないことだ。ヴァルキュリアさんは一羽しかいないのだよ。この欠点を克服するには、ちょっとした工夫がいる。


『ヴァルキュリア! 今すぐにこちらまで』

『はっ。ただいま参ります』


 ほどなくして部屋の窓の外に小さな鴉が現れ、コンコンと嘴でガラスを突いている。


「鴉? それにしては小さいですね」

「これは私の鳥です。ヴァルキュリア、この手紙をニールス叔父様のところへ至急届けてください」

『かしこまりました。数分で届けられます』


 おおっ、頼もしい。さすが音速の鴉だよ。往復5分も掛からないじゃん。


「……その鳥は人の言葉がわかるのですか?」

「はい。10以上の言語を理解しています」


 話している傍から、ヴァルキュリアは無音で飛び立った。そしてジャンさんと雑談をしているうちに、戻ってきた。コイツ、期待以上に速いな。


『どうでしたか?』

『はい、確かにご存じだそうです。全面的に信頼してよいとの事です』


 もしヴァルキュリアが発話できれば、手紙なんて必要ないのだが、念話以外では人間の言葉を発することができない。しかも念話は、俺と元の主人であるルビアさんとしか通じない。ここがネックなんだが、手紙という原始的な方法である程度解決できる。確実に音速で届く”伝書鳩”だな。(はと)じゃないけど……。

 

 もちろん欠点もある。相手が文字を読み書きできる人でないと使えない。何しろこの世界での識字率は、日本とは比べ物にならないほど低いからね。


 俺が手紙に書いたことは2つだけだ。


1、ジャンという大貴族を知っているか?

2、知っているならこの人物は全面的に信用できるか?


 それをニールスさんに読ませて、”はい””いいえ”の答えを持ち帰るだけの手紙だった。


『それともう1つ。もしできるなら、そのジャンという人物を助けて欲しいとのことでした』


 今助けて欲しいのは、明らかにこっちなのだが……。うん、何か深い事情があると思っていた方がいいだろうな。全面的にニールスさんの信頼のおける仲間のようだし、俺で役に立てるなら、何とかしてあげよう。俺の明るい和食生活のためにも、コーネットとはできるだけ仲良くしておきたい。


「さてジャンさん、お話を続けましょう。私はエランドを知っています」


 メンデル王家のスキャンダルとミカさんのことは伏せて、あらすじを話してあげた。そして俺に、王族の血が流れているということも。


「……姉は、王族と繋がる血筋と聞いています。元をただせばエランド王家に繋がります。知っているかもしれませんが、強いショックを受けると、胸に三日月型の痣が現れます」


 おお、なんてこった。その姉とやらは俺と同じ、エランド直系じゃないか。血筋の見分け方をミカさんに聞いておいてよかった。まさか、こんなところで役立つとは思わなかったが。


 だけどそのジャンの姉さんが、エランド王族直系の血筋だとすると、一体どこから湧いて出たんだ? エランド王家の直系は、アリシアたるこの体の持ち主で断絶しているはずだ。


 エランド王に密かに隠し子がいたとか? まぁ、有力な王族には妾や側室が山ほどいただろうし、市井の女に手を出すなんてこともあるだろう。何処から正当な血筋が現れるか、分からないものなのかもしれない。ロイヤルファミリーの常識は、俺の想像をたぶん越えているだろうし。


「ジャンさんは、三日月型の痣の意味をご存じですか?」

「もちろんです。もう居ないとされたエランド直系ですよね」

「そうです。黒丸ならメンデル、半月ならコーネット、白丸ならボルタです」

「失礼ですが、カミラさんはどこの血筋なのですか? やはりメンデルでしょうか?」


 しゃあないな。出血大サービスだ。助けてもらった恩もあるしな。


 俺は服をずらして自分の上半身左側をはだけた。


「な、何をされるのですか?!」


 顔が真っ赤なジャンさん。動きがおかしくなっている。イケメンが恥ずかしがる姿ってのもなかなか面白い。おっと、からかって遊んでる場合じゃないな。


 パチンと思い切り自分の左胸を叩く。見事なモミジが完成だ。


「よく見ててください」

「はっ、はい!」


 いや、そんなに近くに顔を近づけてみなくても……。鼻息まで感じますが。


 やがて薄っすらと痣が浮かび上がってきた。もちろん三日月型だ。


「そんな……。カミラさんもエランド直系!?」

「そのようです。本当にジャンさんのお姉様が、他人とは思えなくなってきました」

「おぉぉ、何という事だ! ここにもエランド直系王族がいらっしゃるとは!」


 老人が凄いリアクションをしている。眼を見開いて涙を流したまま動きが止まっている。そんなにショックな事なのか。まぁ、王族に対する忠誠は、信仰に近いレベルの人もいるし、国民にとっては余程重い話なのだろう。


「ジャンさん、お姉様に興味が湧いてきました。詳しいことを教えてください」

「もっ、もちろんです……。ですがその前に、1つだけお願いしてもよろしいですか?」

「何でしょう?」

「その胸をほんの一時だけお貸しくださいませんか? 恥ずかしくも失礼なお願いだと思っています。情けない話なのですが、僕は姉が亡くなってから、一度も泣くことができなかったのです。あれ程尊敬し、慕っていた姉だったのに……」


 それは悲し過ぎて感情が無くなる症状だね。ショックが大きすぎると、よくある話だ。そういえば会社のメンタルヘルス研修で勉強させられたよな。無理して抱え込んだままにしておくと、心を病んでしまうぞ。


 今の俺はジャンさんだけが頼みの綱だ。何しろ無一文だし、土地勘もない。そして暴れて力技での解決もできない。あの横暴な貴族から保護してくれて、事を穏便に進めてくれるのは彼だけだ。……男を抱きかかえるなんて気分は良くないが、ここは素直に応じておこう。背に腹は代えられない。


「どうぞご自由になさってください」


 ジャンさんは、座っている俺の膝に覆いかぶさるようにして泣き縋ってきた。胸じゃなくてこれじゃ膝枕だな。


 最初は少し遠慮していたみたいだったので、


「よしよし、悲しかったね」


 と慰める台詞を言って頭を撫でたら、一気に感情が決壊したようだった。嗚咽交じりの号泣が始まってしまった。月並みな台詞だったが、ジャンさんの心を解放するには十分だったようだ。


 爽やかイケメンが台なしだ。ぐちゃぐちゃになって泣いている。酷い泣き顔だ。一緒になってあの老人も号泣している。よくわからんが、役に立てているなら嬉しい限りだが、本当にこれでいいのだろうか?


 しばらく号泣が続いた後、静かになった。ようやく泣き止んだかと思って顔を見たら、見事に寝ていた。俺の膝にもたれかかって微睡んでいた。

 

 ……幼子かよ! 


 仕方がないのでハンカチで彼の顔を綺麗に拭いて、老人と一緒にソファーへ運んで寝かせた。ソファーと言ってもこの裕福な貴族の館だ。普通の家のベッドよりも大きく豪勢なものだ。


 いちいち経済力の差を感じる小市民な俺だが、服もだいぶ彼の涙と鼻水でグショグショに濡れている。申し訳ないが、あまり良い気分ではない。服が濡れるなら女性の涙であってほしい。……そう心の中で思うのは許してくれ。だって俺、おっさんなんだもの。


「カミラ殿、本当にありがとうございました。ジャン様は姉上がお亡くなりなれてから、ただ風のように笑うことしかできなくなっておりました。まるで感情のない人形のようでした。ですが今日、やっと人形から人間に戻られたようです。深すぎる悲しみを解放できたのだと思います」

「いえ、私は何もしていません。ところで、ジャンさんの姉上のお名前は、何というのでしょう? 養子に入られる前のお名前で結構ですので」

「フルネームは、メリリア=アウスレーゼ=エランドでございます」


 予想はしてたけど、やっぱりアウスレーゼ=エランドの姓だよね。直系ならそうなるとは思っていたけど。問題はどこから養子にきたかだな。


「養子元はどのような所なのですか?」

「ここだけの話にしてください。メリリア様は、非正規の奴隷市場から買われた奴隷だったのです」


 おい、どこかで来たような話だな。まるで俺じゃないか。妙な既視感(デジャブ)があって気味が悪いよ。まさかあの神様爺さんが、何か裏で糸を引いているのか?


「ということは、出生は不明なのですね?」

「ハイ。ただ、記憶はしっかりとお持ちでした。ご自身で出生をお話しになり、三日月型の痣を示されました」


 聞けば聞くほど謎が深まる。これは調査が必要になったな。とはいえ、あの塔の研究文書と家系図しか当たる手段はないけどね。


 俺はまたヴァルキュリアを呼び寄せ、今度はミカさんのところへ手紙を出した。カーミラの研究日誌に、メリリアの事が書いていないかを調べてもらうためだ。


 すると真夜中だというのに、ものの30分で返事が返って来た。通信手段が手紙と狼煙くらいしかないこの世界で、ここまで便利に使えると、ヴァルキュリアに依存してしまいそうで怖いな。


「して、ご返事にはなんと……?」


 老人が興味深そうに尋ねて来る。いや俺の方が正直物凄く興味があるんだが……。


 手早くヴァルキュリアが運んできた手紙を開く。


 ミカさんからの調査結果は、驚愕の内容だった。


 ――― メリリアはアリシアの双子の妹。メリリアはカーミラの実験台として売られた。代償としてエランドは、効率的な食物の栽培方法と長年腐らない保存方法を得た。以降エランドは食料に困窮することがなくなった。メリリアは、人間としてどこまで長寿命を得られるか、カーミラの実験動物に。実験は成功したようだが、欠点もあり。詳細は不明。以上。


 ぐうの音もでない。そりゃ似てる訳だよ。双子なんだもん。まさかシャルルさん姉妹に続き、実は俺も双子だったとは。まぁ、時代からしたら俺たちの方が、シャルルさん姉妹より俄然先輩の双子だけどな。ただ、ニコルルさんとシャルルさんを見たせいか、何となく直観的に理解できてしまった。

 

 もしメリリアが生きていれば、感動の再会だったのかもしれない。だがこの体の中身は、アリシアではないから、会えたとしても微妙な空気になっていただろう。ある意味、会わない方が幸せな2人だったのかもしれないな。


「えっと……」

「アルベルトです」

「失礼。アルベルトさん、私も元奴隷でブラッドール家に養子として入りました。元の名前をアリシア=アウスレーゼ=エランドと言います」

「なん、ですと!? それは本当ですか?」

「調査の結果、メリリアは私の双子の妹であることがわかりました。きっと2人とも幼いうちに引き離されたのでしょう。不幸にも妹は産まれて直ぐに、他所の家へ行ったようですので……。私も今知りました」


 ちょっとぼかして伝えたが、この体の持ち主には、妹の記憶なんてなかったからな。考えられる可能性は1つしかない。物心つく前にお互いが別々に育てられたのだろう。


 だが、まさかカーミラに売られたとは、予想の斜め上だった。エランド末期の黒歴史じゃないか! 人間が、天敵であるバンパイアロードと裏取引してるんだから。国益のためとはいえ、惨い時代だったんだな。


 いつの間にか、ジャンさんがソファーから起き上がって、話を聞いていた。


「そうだったんですね。僕はもう1人の姉上と出会えた訳ですか……」

「遅きに失しましたが、私も自分の妹の存在を知ることができて、体の半身が戻って来たように感じます。ありがとうございます」

「いえ、もうこの家はカミラさん、ご自分の家だと思ってください。いわば、姉上の姉上になる訳ですから、身内も同然です」


 最近どんどん身内が増えているような気がするな。でも仲間は多い方がいいに決まっている。理解者が多いほど、どんなプロジェクトも進みやすいのだよ。


◇ ◇ ◇


 その夜はずっとジャンさん、アルベルトさんと話し込んでしまった。メンデルやコーネットの政治文化の話から始まって、メリリアの様子などを詳しく聞かせてもらった。気が付くと陽が窓から差し込んできた。空が徐々に明るくなっている。朝だね。


 ジャンさんが朝の散歩をしながら、”もう少し話をしよう”と誘って来た。貫徹後にはちょっと辛いが、応じることにした。


 中庭に出るなり、夜には見えていなかった、この屋敷の全貌が朝日に照らし出されて明らかになった。


 ……この屋敷はまるで宮殿だ、なんて言ったけどとんでもない間違いだった。ここは王宮だよ。王が住まう邸宅であり城だ。城門には誇らしげにコーネットの旗がはためいている。この家の当主はジャンさんだ。つまり、ジャンさんが若きコーネット領の国王ということなのか。これはサプライズだ!


 でも唯一不自然に思っていた事が納得できた。そう、ジャンさんが剣術指南の先生であるニールスさんを呼び捨てにしていたことだ。そりゃ王様だったら年上だろうが師だろうが、呼び捨てにするよな。これはまいった。


「もしかして、ジャンさんはこの国の王なのですか?」


 ズバリ聞いてしまった。完全に今さらだろうけど。


「ジャン=ホイヘンス=コーネットが、私の正式な名前です」


 やっぱりそうか。ならばあの有力貴族を抑え、警備隊の詰所で釈放を掛け合ってニールスさん達を国外へ脱出させるなんて、朝飯前だよな。もちろんお忍びだろうから、大袈裟な動きはできないだろうし、傀儡の王なら、表立って大きな貴族を叱責して抑えつけることもできないだろう。きっと無理して動いてくれてたんだな……。ありがたいことだ。


「やはり国王様だったのですね、大変失礼いたしました」

「いえ、もうカミラさんは身内です。敬称や敬語は止めてください。むしろ王家の格式としては、我が家の方が下です。本来敬語を使わなければならないのは、私の方です」


 王様に敬語など使われたら、それこそ目立ってしまう。快く思わない連中から何をされるかわからない。俺はなるべく地味に水面下で、まったり生きるのが目標なんだから。


 ジャンさんが不意に話を切り出した。


「あの、お願いがあります」

「はい、何なりと」

「カミラさんの事を、姉上と呼んでもよろしいでしょうか?」


 ……それはちょっとまずくないか? 周囲からはメリリアが生き返ったように見えてしまう。もしかしてそれが狙いなのか?


「どういう事でしょうか?」

「もうご存じかもしれませんが、僕は傀儡(かいらい)の王です。経験不足に付け込まれ、古くからの貴族達には侮られ、政治の決定権を奪われた”お飾り”でしかありません」


 ふむ。何を言いたいかわかってきたぞ。この先の話を聞くと、相当面倒なことに巻き込まれるのは明白だ。とはいえ、ニールスさんの頼みもあるし、引く訳にはいかない。もうこうなったら”毒を食らわば皿まで”だ。


「やはり僕には、政治を切り盛りしていくだけの器量がない。貴族の意見や国民感情を調整するなんて、とてもできない。……お願いします、僕の代わりにコーネットの王になってください」


 何を言い出すんだ、この坊ちゃんは。中身はおっさんだが、少なくとも見た目は俺の方が年下なんだぞ? 俺が王になったところで、同じように貴族達に舐められるだろう。今よりもっと傀儡(かいらい)度合が増すに決まってるじゃないか。たとえ俺がメリリアだと言い張ったとしてもな。


「残念ですがそれは無理です。私にはブラッドール家を継ぐ使命があります。これまで支えてくれた人たちに、恩を返す義務もあります。もしコーネットの王になってしまったら、それはできません」

「……やはり貴女は姉上そっくりだ。信念を持って動いているところもね」


 ジャンさんが、項垂れて大きなため息をついている。本当に辛い立場なんだろうな。


 本来ならメリリアが王位を継いで、自分はお気楽な身分だったはずだ。王の身分では、自由に行動することもできない。さぞ窮屈だろう。(まつりごと)に身を費やすこともできず、権限を剥奪されているのだから、籠の鳥のようなものか。ここまで落ち込まれると、さすがに何とかしてやりたいとは思う。


 …… 苦肉の策だが止むを得まい。この国の大掃除を手伝ってやるか。本来政治なんてよくわからんのだけどね。


「代わりに国王になることはできませんが、ジャンさんが傀儡ではない、真の王になるためのお手伝いはできます」

「ほ、本当ですか?!」


 途端に顔が明るくなった。わかりやすいイケメンだな。裏表がない性格だ。


「ええ、協力は惜しみません。多少荒っぽい手段になるかもしれませんが」

「姉上の支援があれば、怖いものはありません。ありがとうございます!」


 ……ちがう。俺は姉ではない。兄だ。


 何をどう協力してあげられるか、今はわからない。だが少なくとも、客観的に見ておかしなところは修正してあげられるだろう。武力を使って謀略を企てる輩は、俺が囮になってあぶりだし、排除しておくこともできる。結果的には、それが謀略で命を落としたメリリアの仇討ちになるかもしれない。


 しかし、このままだと滞在期間が長くなるな。ビスマイトさんやシャルルさんに心配をかけてしまう。ディラックさんなんて、コーネットまで乗り込んできそうな勢いだからな。それに向こうでも政争が激化しそうだし。何かとあちこちで忙しくなってきた。


 それに、何よりも早くミカさんの呪いを解いてあげたい。カレーを作って食べさせるだけなのだが、出来れば彼女が残りの人生を有意義に送れるようにしてあげたい。聞いてみたい話もたくさんあるしね。


 ……まずいな。体が2つないと間に合わない。色々と安請け合いし過ぎたか。


 このままでは、調子に乗って受注し過ぎて納期を守れないプロジェクトになってしまう。社会人としては下の下だ。こういう時は、優先順位を付けてこなしていくのが仕事のセオリーだぜ。


 1番は、ビスマイトさんに無事と近況を知らせてあげることだ。そうなれば、ニールスさんやシャルルさんにも話が伝わるだろう。待たせてしまっている手前、2番はミカさんの解呪だ。最後は若きコーネット王のことだな。今何かが差し迫っている訳ではないし、期限があるわけでもない。それと残念だが、和食用食材の探索は後回しだ。無くても誰も困らないからね。唯一困るのは俺だけだ。ここはスパイスを調達して、一度メンデルに戻るとするか。


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