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翠のアルケミックヒーラー  作者: 味噌猫
駆け出し冒険者
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駆け出し冒険者の買い食い

スマホで書いてるので誤字脱字目立ったらすみません。

(情報は得られました、後は道具や装備です)


ギルドを後にし道具と装備を見に行きます。

ヒーラーが剣を使っては駄目というルールはありません。


(ズバッと斬ればサクッと解決ですっ)


武器屋に来ました、色々並んでます。

剣に槍にハンマー、手甲や盾もあります。

弓は無いのでしょうか?奥の壁にありました。


『何かお探しかい?』


お店の人です、筋肉モリモリおじさんです。


「ええと…斬るか突く物を探してるんでけど」

『やたら大雑把だな、相手とか予算はどのくらいとかないのか?』


「相手はスライムで、予算は……ええと」

予算を忘れてました、あまり多くは出せません。


『何だスライムか…なら安物でもいけるだろ、あの辺りで使えそうな物を探してみな』


手を向けられた先にはいくつかの樽、そこから生えるように武器の持ち手が出ている。


『見習いが打ったものや買い取ったものだ、安いがナマクラではないぞ。』



樽の前に居ます、物色します。

これなんか良いんじゃないかな?持ち手がスリム。

掴みます引っ張ります、ガチャガチャするだけで動きません…引っ掛かってる?


『………』


しばらくガチャガチャします、少し浮きました。

けどまだまだ抜ける気配はありません、ガチャガチャ。

疲れました手を離します、疲れた腕をモミモミ。


『何やってるんだ……』


ヒョイと持ち上げられる剣、やっぱり良い見た目。


『……ちょっと待ってろ』


奥に行ってしまいました、もしや秘蔵品が出てくる?伝説の魔剣の登場でしょうか?


戻ってきました、何か棒を持ってます。


『これを持ってみろ』


渡されます木の棒です、でっかい麺棒にしか見えません。

そして地味に重い…わりと重い、これをどうしろと言うのでしょう?


『両手で持って構えてみろ』


もう両手で持ってます、構えてみます 。

腕がプルプルしてきます。


「っ………」


まだでしょうか、腕が辛い。

構えがだんだん辛くなります。


『もういいぞ』


終わりました棒を下ろします、腕がパンパンになってる気がします。


『お前さんに剣や槍は無理だ、鈍器は論外だな』

「えー……」

『ここにある武器は今の棒よりずっと重いぞ?』

「むぅ………」


ズバッと斬るのは駄目そうです……。


『剣士の割に力無さすぎだろ…』

「いえ、癒術師です」

『はぁ?』

「……癒術師です」

『パーティー組めばいいだろ?もしくは前衛雇え前衛』

「試験の為に1人で倒す必要があるんです」

『…面倒だな、うーん』


また奥に行きます、すぐ戻ってきました。


『これなら持てると思うがな……』


見せられます、これ知ってます。

フェンシングで使うあれですね。

持ってみると軽い、これなら使えそう。


「軽くていいですねっ」

『ああ、だが値段が…な』


聞かされます聞いてびっくり、剣が何本も買えてしまいます。


『柔軟性と強度のために特殊な素材と熟練者が造るんだよ、だから高い』


それなら納得、手間暇かかってるんですね。


『スライムなら火に弱い、松明でも買ってみたらどうだ?』

「そうしてみます、丁寧にありがとうございました」

『おう、試験頑張れよ』

「今度はちゃんと買いにきますね、私…リンと言います」

『モーリーだ、またのご来店待ってるよ』


武器屋さんを後にする、モリモリのモーリーさん。


(松明…結局火かぁ、もう火魔法でいいんじゃないかな?破裂もそうそう無いみたいだし)


そうしよう帰りましょう、途中の屋台で買い食いです。

甘い穴の無いドーナツ、サーターなんたらー。

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