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私の大好きなドラゴン  作者: どら娘
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私しゃべれないようです。

フーーと風?が顔に当たっていた。



起き上がってみると

寝てる所が岩なのか腰が痛いと

手でさすっていたら、


もう一度今度は、頭の上?から

フーーーと

風が吹いた?ようで見上げると



ドラゴンがいた。




あまりの驚きで動けず、

目だけがパチパチとしてると


(ギー ガー)と鳴き声とともに

(起きたか?お前のお腹、変な音がしてた)

と言ってるような?うっすらな感情?が頭に入ってきた。

声ではなく何となく分かる?に近い感じ?



しかも、そのドラゴンを何度も見るが、

なぜか


      全然怖くない.....。



 明らかに、いかつく物騒なオーラをかもし出してるのに

 怖いと、なぜか思わなかった。

 逆に、先ほど会った熊やオジさんの方が怖いと思ったぐらいだ。

 

 ドラゴンに話しかけようと

 (うーーーーーっと)思わず声が出たが、もう一度

 (うー..................................)


出そうと思っても声が出ない!!事に気付いた。

何でーと混乱してると、


(おう!起きたか坊主?

 お前すごいな!!俺のゼガンを見ても驚かないなんて

 普通、気を失うか、真っ青になってチビルかだぞ!

 ってゼガンもめずらしくお前のこと気に入ってるみたいだ..

 

 ああ そうだ坊主、擦り傷だらけで

 元気がいいのは別にいいが、一人であの森に行くのはやめろよ

 今頃、親が心配してるんじゃないか?)


(.........)私は首を振った。



(お前.....孤児...か?)


 説明できないでキョトンとしていたら

 私のお腹が 

(キュルルルーーーーーー)鳴った。



(話はあとだ!腹がへったんだな!

 とりあえず果物があるから、まず食え!)


怖いオジさんはコップに入った水と果物を持ってきて

私は水を何度かお代わりして

りんご?に似たものを食べたら

ウトウトして...気づいたら寝てたようだ。




真夜中に、

(どうしたらいい?ゼガン...................................)

ドラゴンと話してるような、ボソボソとした声を

聞きながら私は、不安ながらも眠った。


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