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第23話 〜おにーちゃんside③~

お待たせいたしました!

バトルシーンの書き方の勉強をしていました。

今回、バトルシーン初挑戦ですっ!


上手くないとは思いますけど、まあ、温かい目で読んでください。

そら

 静寂な空気が張り詰めていた。

 広大な闘技場に風が吹き抜ける。


 その風は俺達の前髪をサラリと巻き上げる。


 1粒の汗が俺の頬を滑り落ちていく。

 そんなことが知覚できる程までに俺の全身の神経は研ぎ澄まされていた。


 俺の目は相手の一挙一動を見逃すまいと向けられている。



 俺の剣は相手に向けられ、俺達はお互い、牽制をしながら間合いをはかる。




 *



 俺は今、剣を構え、だだっ広い闘技場で相手と対峙していた。その相手は誰なのか。


 ―――そう。公爵家の有する騎士団で、序列1位、アルトゥール・ペンドラゴン、正にその人だった。


 こいつの名前は、俺でも知っている。いや、正しくは俺の中にいるフリッツ君がだ。フリッツ君の記憶の中に彼の情報があったのだ。


 こいつは、公爵家に仕えているペンドラゴン騎士家の現当主だ。

 騎士家というのは、税の免除、ある程度の俸禄などが1代に限り約束された、領地を持たない家のことである。1代限りとは言えども、魔法の得意不得意は、遺伝による部分もあるので、数世代にわたり、騎士となることが少なくない。

 しかし、それでもペンドラゴン騎士家は、一目置かれている。古くからずっと騎士家であり、現当主の父であるカール・ペンドラゴンが現役のとき、公爵家の騎士団の中で序列1位で、更には子どもまで序列1位という、家なのだ。

 このことは、公爵家の領内の民なら、誰でも知っている。それだけ騎士というのは、憧れの職業なのだ。


 彼が強いというのは、紛れもない事実。

 実際、彼は、俺が準決勝以前に戦った相手とは、一線を画している。

 なんというか、気というか、オーラというかが全然違うのだ。歩き方ひとつにとっても、スキがない。王者の風格というやつか。


 そして、今回の武闘会も当然彼が優勝するものだと言われてきてた。

 つまり、俺が勝てば、番狂わせってことだ。



 *



 俺は、相手が左足を僅かに引いたタイミングに、一気に左足で地面を蹴るっ!


 その瞬間に左足を魔力で強化し、脚力を上げる。


 その流れで中段の構えから上段の構えに移行する。


 当然、腕と肩は強化済みだ。



 ―――そして飛びかかり、上段の構から剣を振り下ろす。





 彼、こと、アルトゥールは、足を少し引き、半身になって受け流す。

 さすが、序列1位といったところだろうか。


 俺が彼の横を抜けると、後ろから気配を感じる。


 後ろを振り向く。


 すぐ近くまで、アルトゥールの剣が迫っていた。


 キンッ!


 闘技場の静寂を破るのは、鉄塊と鉄塊とがぶつかり合う音。


 俺は、とっさに自分の剣で受け止め、鍔迫り合い(?)をし、いったん下がり、間合いをとる。



「ふっ、君、いいね! 久しぶりにいい試合ができそうだ。」


「くっ!」


 イケメンがこれぐらい余裕そうに、何かのたまっている。

 確かにこいつは、めちゃくちゃ速くて強い。準決勝までの人達とは格段にレベルが違った。

 正直、勝てるかどうかわからない。速さ、力強さでは、俺の方が勝っているのだろうけれど、剣技に関しては彼の方が上だろう。



「では、今度はこちらからゆくぞ!」



 そこからの試合は更に激しいものとなった。


 彼、アルトゥールは、優れた()()()()だったのだ。


 アルトゥールが、身体強化以外の魔法を使ってくる。


 時折、火魔法を撃ってきたり、地面に高低差を魔法で作るのだ。


 それ自体に特に意味があるのではない。


 魔法自体は、せいぜい初級魔法といったところだろう。



 そう、彼の卓越した剣技と合わさると意味を成すのだ。


 魔法の方に気をとられると、彼の剣が迫ってくる。

 俺の動きの邪魔をするように、なかなか絶妙なところに的確に魔法を使ってくる。


 闘いは、お互いに地面を蹴り、跳躍し、お互いに斬り掛かるものになる。


 観戦している人から見たら、2つのものがが空でステップを踏み、舞っているように見えるだろう。


 正に()()()()ならぬ、()()()()だった。


 どこかの誰かがこの2つを間違えそうだが。



 そんな激しい斬り合いの終わりは、唐突の呆気ないものだった。


 横槍が入ったのだ。


「フリードリッヒ殿、アルトゥール殿、そこまでです。」


 はて? 勝負はまだついていないと思うんだが。



 後々からわかった話だが、これ以上の闘いは、危険だということと、審判でさえ、2つのものが舞っているようにしか見えなかったという。



 表彰式にて、


「今回は、なんとアドルフ・フォン・エストマン公爵閣下直々に講評があります。皆の者、心して聞くように。総員、休め!」


 列をなした私兵団と騎士達が、ざっと脚を肩幅に開き、手を背中の後ろで組む様子は圧巻な眺めだった。


 公爵本人と思われる人物が台に上り、マイクも何も使わずに話し出す。この人、声、めっちゃくちゃでかい。たぶん体育会系だ。


「諸君、武闘大会お疲れ様だ。今年の武闘大会はいつも以上に盛り上がりをみせてもらった。その良い例の筆頭は、皆もわかっている通り、彼、フリードリッヒ君だ。

 今回は、飛び入り参加してもらったのだが、まさかここまでの腕の持ち主とは私も思わなかったぞ。我が友人の宰相殿に、彼を飛び入り参加させるよう進言されたのだがね。やはり、宰相殿は、お目が高い。

 ともかく、うちの序列1位のアルトゥール君と互角とは大したものだ。まだフリードリッヒ君は若いし、これからどんどん腕を上げていくだろう。

 ()の英雄、レギオンと同じ赤髪を持ち、神に愛されたとさえ思われる、その魔力の質と容姿。皆の者、これはきっと英雄の再来だぞっ! 我がエストマン公爵領からの新しい英雄の誕生だ! 諸君、万歳!」


「「「「「うおーーーー!」」」」」


「うわっ!?」


 俺がなんでこんなに驚いているのか、それは、いきなり周りの兵士達に胴上げされたのだ。


 どうやら俺のことを英雄の再来と言っているらしい。俺もあの本は読んだ。あの本、たとえ貧しくても、ほとんどの家庭に1冊はあるとかいう。




 武闘大会の後、それから俺は騎士に叙任された。そして、何よりの収穫は、序列1位のアルトゥールと友達になれたのだ。


 彼曰く、「君は才能があるんだから、剣技を磨いていかないとだね。そうしないと勿体ないよ。僕が君に剣と魔法の指南をしよう。」との事だ。彼には、感謝してもしきれない。



 俺はその日から、騎士達同士の訓練の後、毎日、アルトゥールにマンツーマンで稽古をつけてもらっていた。




 そんな日々を過ごすこと1ヶ月。

 彼に言われたことがある。














「――――君、笑わないね。」


と。

バトルシーン初挑戦だったので、後で少し変えるかもです。


【報告】

実は、Twitter始めました。友達に、なろう小説やってる人、Twitterにけっこういるから始めた方がいいよ、って言われたので。

今まで、Twitterが怖くて見向きもしなかったんですけど。ちょびちょびくらいはやっていこうと思います。


アカウント名は、

『そら 私、銀髪美少女吸血鬼っ子になりました!』

です。


これからもよろしくお願いします。 そら

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