10 俺とココアちゃんの関係
心愛ちゃんと俺の関係は今も変わっていない。
変わったとしたら心愛ちゃんが積極的になったこと
そして、そのたびに俺がドキドキしていること事くらい。
心愛ちゃんは本気かわからないけど
俺は少しずつ心愛ちゃんに惹かれていることに気が付いていた。
某は竹箒を近くに置いて縁側で休憩をとっていた。
休憩していると後ろの方からドタドタと走ってくる音が聞こえた。
「おにーちゃん!」
という声に振り向くと
「グエッ」
突進して抱き付いてくる小さいの…
いや心愛が抱き付いていた。
「心愛ちゃん…突進して抱き付くの止めようか」
「へへへ」
心愛はニッコリ笑顔を某に向けると彼の膝の上に座った。
「お兄ちゃんおつかれさま!」
「ありがと」
と言うと心愛ちゃんは俺がいつも癒されてるあの笑顔を俺に向けてくれる。
「おにーちゃん!好きだよ!」
笑顔で心愛ちゃんに言われるとドキッとする
けど俺は
「ありがとう」
と返事をして抱き締めていた腕をもう少し強くする。
それ以上の言葉はまだ言わない
この返事をちゃんと返すのは心愛ちゃんがもう少し大きくなってから
それでも、俺の事が好きなら…
それまで俺は心愛ちゃんを待つ
俺の返事はもう決まってる。
最初はこの気持ちがなんなのか分からなかったけど、
心愛ちゃんと暮らすようになってから
やっと分かった俺の気持ち
家族愛でもなかった
心愛ちゃんが好きという気持ち…。
ここで本編終了です!
いままでありがとうございました!!
他の作品を書きながら
番外編としても書こうかとも思っています!
よかったら読んでください\(^^)/
またどこかの機会で会いましょう\(^^)/
ありがとうございました(ノ´∀`*)




