登場人物紹介的なもの。
※ 特に特出しているわけではないので、残酷描写あり表示は控えましたが、多少あります。微塵でも苦手な方はご遠慮ください ※
登場人物紹介のような感じのもの
【マシロ】
町の薬屋さんを営む、異世界(シル・メシアから見て)出身の主人公。
マリル教会の信仰対象。白い月の少女としてシル・マリルと呼ばれることもある。
喜怒哀楽が割りと激しいが、割とすぐにその波は引く。基本的に受け姿勢。順応力は極めて高い。
他メンバーからいわせると、迷い込み体質。面倒ごとがあるととりあえず突っ込んでみないと気がすまない。でも自分じゃ結局何も出来ない。壁があればとりあえず壊すけど、直すのは他人任せ。
【ブラック(本名:ルインシル=ミア)】
シル・メシア唯一の種屋の主人。黒耳尻尾つきの獣族。
蒼月教団の生き神様ルイン・イシル。
彼に出来ないことはないが、基本的に面倒臭がりなので、事が起こった上、どうしようもなくならないと動かない。
裏家業として暗殺業的なことをしているが、別に隠してない。それすら、面倒臭い。なので、基本人の恨みを買いやすい。でも、気にしない。
大好きなマシロがいればそれだけで良い。あとは全部消えても良いと思っている。寧ろ消えてくれ。実行しないのはマシロが怒りそうだから。
【エミル(エミリオ)】
第四寵姫を母にもつ第十三番目の王子。
現在、シル・メシア王位継承権第二位の絵に描いたような完璧な王子様。
変な薬を作るのが大好きなのに、今は王宮住まいにてそれもままならず日々鬱々としている。
そのせいではないが、ことあるごとにマシロの店に逃げ出してくる。
マシロが大好きで今も思いを寄せているものの、現在の関係が壊れるのも嫌。でも別にそれを隠しているわけでもない。
基本誰にでも優しくて面倒見が良く愛されるタイプ。味方にすればかなり力強いが敵にまわすと絶対に危険だと、本人以外みんな気がついている。
【カナイ】
王宮勤めではない! を強調する天才魔術師。エミルの側近。
エミルやアルファに比べて見た目地味に思えるが、実はメンバー1女性に人気がある。そのせいで、実は女性と絡むのが苦手。
本の虫といわれるほどの読書家。探究心が強くいつもなにかその知識欲を満たすものがないと、何をしでかすか分からない。その危険性を理解し、一応、自粛している。でも、むずむず。
大抵、いつも(エミルによって)酷い目にあっているものの、その曇った眼差しでは気が付くことが出来ない。貧乏くじ担当。
【アルファ(アルファルファ)】
天賦の才と天使の容貌を持つ騎士。
王宮騎士団所属。エミル王子の側近。あまり触れられることはないが、王宮に戻りエミルの位置が変わると同時に階級が上がり年若くして師団長となる。
面倒ごとが嫌いなので隊長など辞退したいけれど、エミルの傍を離れるのは嫌でしぶしぶ引き受けた。
魔法に対して素養は持たないが、魔力態勢は強い。(カナイとの関係上、免疫が出来たと思われがちだが、騎士素養の一部)
天真爛漫で気分屋。直情型で、あまり難しく物事を考えられない(そんな人が率いる師団って……ちょっと怖い)
雨の日が大嫌い。
雨が続いたり、大雨だったりすると人格形成にも影響を及ぼすほど……冷徹無比な鬼神と化す。
【シゼ(シルゼハイト)】
最年少卒業記録を塗り替えた薬師。エミル専属に就くため王宮に入る。
メンバーの中で今のところ最年少であるため、幼く見られないように日々努力している。結果的に大人びた子どもという印象を受ける。
自分を陽だまりの園に迎えに来てくれたエミルが大好き。大好き過ぎて、マシロを若干敵視していて「僕は貴方のような人は嫌いです」が口癖。でももともと素直で良い子なのでエミル様の指示だからと色々助けてくれる。分かりづらい人。
【ラウ=ウィル】
現王陛下の執政官息子。多彩な才能を持ち、若くして王子王女の家庭教師に就くが長くは続かず、当時とても風当たりの強かったエミルを連れて王宮を出る。
戻った今は、次の段階を楽しむために父の元に就き次代王に尽くすための勉強に励んでいる(はず)
退屈を極端に嫌い、そうでないのなら起きる事件が悪事だろうと善事だろうと全く気にしない。本人曰く、エミル王子を大変気に入っているらしい。斜めくらいから……。
【ハスミ】
第二ターリの嫡男。威厳と風格のある英雄然とした好漢。現在王位継承順位第一位。
エミルのことは可愛い弟として見れるものの、キサキは苦手。女性は華であるべきだというキサキに言わせると前時代的な考えも持っている。
王宮以外に、強大な戦力を持つことを良しとせず。蒼月教団を目の敵にしている。
【キサキ】
第三ターリの娘。某塚の男役を演じさせれば一躍トップスターだろうと連想させる容貌と雰囲気。
現在は騎士塔他軍の総括を仕切っている。
王位継承順位第三位。
そのせいもあり、剣と魔法の世界にありながらも魔法に対して否定的。必然的に天才魔術師なんて称されるカナイが嫌い。
【ジルライン・ドール・アラニオン】
現在シルメシア国王。
【レニ】
マリル教会の司祭。
多大なるルール違反を犯し現在王宮の管理下にある。
【ハクア】
白銀狼の頭首。
人狼:満月には関係なく自分の意志にて人形を得られる。寿命も長く生命力も強い。現在国の聖獣指定を受けている。本人たちに特に関係ない。
主をマシロにもち中立なる立場としてマリル教会のレニ司祭の監視につく。
【レムミラス】
蒼月財団の団長。
冷徹眼鏡で皮肉屋。学校の教師に一人は居そうで絶対嫌われてる! とはマシロ談。
実はマシロを特別に嫌っているわけではないのだが、皮肉はデフォ。デレはオプションなので発揮されることはまずない。
―― ……とりあえず、こんな面々でお送りします…… ――
一部、個人的な出番が殆どないけど出張っている人も居ます。