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この作品には 〔ガールズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

セッ○スしないと男に戻れない呪い

作者: natuki

「セッ○スしないと男に戻れない呪い?」


 話を聞くに目の前の美少女は俺の親友らしい。呪いで女になってしまったみたいだ。


「ああ、困ったものだ。オレには婚約者がいるというのに」

「 婚約者もびっくりだろうな」

「このままでは婚約破棄されてしまうかもしれん」

「それは大問題だな」

「そこでお前に頼みがある。それは――」


「ちょっと待った」

「オレと――え?」


 親友が何を言おうとしてるかだいたい想像はつく。だがその前に確認しなければならないことがある。


「そのセッ○スの相手って女でもいいんじゃないか? だって男って指定されてないし」


「お前……天才か?」


 次の日、親友は男に戻っていた。親友と婚約者の雰囲気が変わっていた。



「男とセッ○スしないと男に戻れない呪い?」


 この前の美少女が目の前にいる。どうやら親友はまた呪いにかかってしまったらしい。


「今回は男と指定されてしまった」

「対策してきたな」

「この前の手は使えん」

「そこで頼みが――」


「ちょっと待った」


 親友が何を言おうとしてるかだいたい想像はつく。だがその前にこれを渡さなければならない。

 赤い液体の入った小さな瓶を取り出す。


「なんだコレ」


「こんなこともあろうかと作っておいた。一日限定で女を男に変える薬だ。婚約者に使え」


「お前……最高か?」


 次の日、親友は男に戻っていた。親友と婚約者の雰囲気が変わっていた。



「生まれたときから男な男とセッ○スしないと男に戻れない呪い?」


 美少女化した親友が目の前にいる。もう慣れてきたな。


「どこぞで口に出すとクレームが来そうな指定をされてしまった」

「対策してきたな」

「お前に頼みが――」


「みなまで言うな」


 親友が何を言おうとしているか想像はつく。俺は赤い液体の入った瓶をそっと差し出した。


「この前の薬の改良型だ。時間で女に戻らない」


「お前……神か?」


 後日、親友は婚約者と正式に結婚した。親友の花嫁姿は綺麗だった。

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― 新着の感想 ―
草w 最後の方の「時間で女に戻らない」とはどういうことでしょうか?
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