<第一章のあらすじ>
<お知らせ>
①注意! 第二章はほぼ改稿しておりません
②第一章を読んでこられた方は、『次へ』進み、第二章の第1話からお読み下さい
↓↓ 以下、第二章から読まれる方向けです ↓↓
<第一章からの登場人物>
●主人公:アオイ=タチバナ(立花 葵)
異世界転生してきた元50歳の地味についていなかった女性(現在は18歳)ようやく転移ではなく転生したのだと自覚。かつてイマイチだった青春を今一度経験してみたいと思っている。基本は長いものには巻かれる主義。とても食いしん坊。ルティは好きだが怒らせると怖い、軍服が似合うだろうなと思っている。前世はBL本を少々嗜んでいた(※作品の中に勘違いニュアンスはあってもBLストーリーは出ません)
●主人公の恋人:ルーティエライト=フェルスパー=ルベリウス=トパゾス(アオイは『ルティ』呼び、その他はルーティエと呼んでいる)
エルフ族族長の次男で400歳だが見た目は20~25歳。190cm弱ほどの高身長で銀髪、ラズベリー色の瞳。ようやく見つけた伴侶(まだ恋人)に尽くしたくて仕方がないほどの溺愛っぷりだが、嫉妬深いので、彼独自の浮気認定したものにはお仕置きを受けるかフォローが必須。
●アイオライト&コーディエ:ルーティエの母&父
●ラトナラジュ:ルーティエの兄で次期族長。弟とは150歳差の550歳。少々チャラい
●シルバー姉さん:アイオライトの親友。オシャレ番長で有名人。『Kawaii』と『TO萌え投げ』など、少々オネェっぽい。アオイは性別がイマイチわかっていないが一応女性。
●ブクマ―:ユーロピアの書店ブクマ―の店長(従業員一人)アオイが定期的にネタ提供をしている。本を愛する男でBL本も純文学として嗜んでいるがノンケである。500歳、嫁募集中。
●ファパイ:リイルーンで占い師をしている。世界中から占いに使えるものを仕入れるが、あまり正規品を使わない。変身魔法の第一人者で、ある時は老婆、ある時は若い男性とその時々で姿が違うらしい。
●ミノモン&ジグミン:アトリエ ハイドアウトで生地や洋服を作っている、クモ系のハーフ。会話は念話のみなのでアオイは話せない。水着を作ったのもここ。
●ダーツさん:ダーン国ギルドのミトパイ支部、ギルドマスター(人族と魔人族のドワーフとのハーフ)
●パンチ・サト:鳥獣人の三兄弟冒険者。ルーティエに頭をチリチリパーマにされて、このパーティ名に改名した
人族が一番人口が多いが寿命は100歳前後。獣人族は子も多く持つが寿命が50~60歳前後と短い(9歳で成人)、エルフ族と魔人族(ダークエルフ・ドワーフ・竜人族)は寿命が800~1000年以上あるが、子供がかなり出来にくい為、人口は少ないが魔力は圧倒的に高い
大きく分けて、ダーン国、ガレット帝国(首都ユーロピア)、ワノ国、小国コルド(雪に覆われている国)が人族が主に暮らしている国で獣人の国はシュナウザ、魔人族は魔国グローリアに主に暮らしている。
<第一章のざっくりなあらすじ>
主人公の【アオイ】は50歳 独身、職なし、家なし、運もなし。
昔から地味にツイてないことばかりで、自分なりには徳を積んできたつもりの人生。
ようやくご近所さんや職場の同僚にも恵まれ、遅咲きながらも運気が上がったのでは?とガラポンまわしたら特賞の海外旅行が当たった!!
しかし、飛行機事故に遭い、絶命したはずのアオイが目覚めると真っ白な世界で神様との邂逅。
ファンタジーだけど、地球とも似たところがあるもう一つの世界へ転生させてもらえることに。
「とりあえず時間ないから積み立ててきた徳に利息つけてあげるわね!新しい人生をエンジョイしなさい♪」とほとんど選べなかった特典を与えられ転生。
――えぇっ!?年齢はそのままで転生なんですか!
飛行機の座席ごと降り立った地、ダーン国ミトパイのギルドで出会った美を愛するエルフ族の【ルーティエ】になぜか興味を持たれ、色々すっ飛ばして求婚される。
彼は400歳と言うが、どう見ても見た目は20代前半、350歳年下でも50歳で年齢通りの容姿の私が釣り合うわけないでしょ!?どこに『美』があるの!?
魔法を使えるようになったけど、それを生業に生きて行く気がないアオイは、老後の定住先を探そうとするが、しれっと尤もらしいことを言いながらついてくるルーティエ。
一緒に行動し、グルメ観光なんかもして行くにつれ、少しずつ彼に惹かれていくが、やはり引っかかるのは年齢通りの見た目と寿命の差で…アオイはこの気持ちに蓋をする。
「結局、転生したからってこんなんじゃ全然エンジョイなんてしようがないじゃない!」自暴自棄になり、この世界で馴染めなかった魂が離れかけたところ、ギリギリのところで繋ぎとめたルーティエに『薬用 ちょうめい酒』を若干だまし討ちのように飲まされアオイはメタモルフォーゼ!?
ルーティエの寿命がわけられ、アオイは18歳に!そして寿命は最低でも300年は延びたという。美を愛するエルフの里リイルーンでピッカピカに磨き上げられたアオイは自分に自信をつけ、ルーティエとめでたく恋人同士になった。
「アオイが叶えたかった夢は私と一緒に叶えましょうね」ということで「学校に通って青春ってやつをしてみたい」アオイの夢を叶えてあげる第二章となります。
☆ 全て読んで頂くのが理想ですが、【プロローグ】と【エルフの里リイルーンの章】以降から読んで頂いても多分わかるかと。
第一章はおばさんアオイが色々葛藤したり、想いを受け入れてもらえないルーティエのしんみり真面目なお話がちょこちょこ入ってます。
※ ようやく若返って転生したと自覚したアオイのその後の【おまけ】アフターストーリーのような感じで、学生気分ではっちゃけてます。(なので舞台もテイストも第一章とは変わります)コメディ度は増しますが、しっとり系もあります(各章のラストの方に多いです)
地味にツイてない人生から、幸せを掴み、何だかんだ関わった人達も「ほんのり」と幸せにしていく物語
コメディなR15も、しっとりなR15も出ますが、キス部分以外では過度な表現はしていないつもりです(あくまで感じ方は個人の感覚なので保証はできませんが、R15を超える表現がないことだけは保証できます)
そういうのは苦手という方は、第一章(本編)で物語は完結はしているので、そのまま読了として下さい。あくまでメインは第一章なので、以降はおまけ、とだけ。
※ 第二章の第3話、3.5話のみ読み飛ばしOKです(アルファポリスではカットしています)第二章以降コメディ色多めになっておりますので、宜しければ覗いてみて下さい
『次へ』で第二章の第1話をお読み頂けます