悪夢
僕は失った
仲間も家族もそして大切な人達を
苦しい辛い悲しい、そんな負の感情が僕の体内でミキサーのようにぐちゃぐちゃになってまた口の中に戻ってきた
あぁ、嫌だ。もう嫌だ、なぜ僕は生きているのか
無価値で増悪品の僕はなぜ生かしているのか
分からない。いや、分かりたくない
みんな光のように消えて無くなった
もう僕はどうすれば
僕は走った
くらい、くらい森の中に
灯りなんてもう全くない
何故だろう暗くて怖くてたまらないのに
僕はこの道が光ってるように見えた
僕はこれで
あぁ、また目が覚めてしまった
いつもこうだ、目をつぶって寝るとこの悪夢を必ず見る
僕の体は汗でいっぱいだ
でも
寝よう。同じ夢を見るために今日も眠ろう。
現実の今の僕は
この悪夢を見ている方が幸せだ