世界最強の男を目指して
1話 世界最強の男 ハジメ
ハジメは拳法の達人である
ありとあらゆる達人を倒し、ハジメは世界最強となった
世界最強の座をゆずらない為、彼は
今もなお修行を続けている
2話 栄枯盛衰
ハジメは朝、修行をし
昼、修行をし
夜も修行をし
寿命が尽きて死んだ
3話 ハジメの名は地獄の底まで届いている
女神「世界最強の男ハジメ、私は女神です」
女神「あなたに折り入って頼みがあります」
女神「私が管理する世界で恐怖の魔王が暴れようとしています。どうか助けてください」
ハジメ「断る」そう言ってハジメは死前から続けている修行を続けた
4話 どこの国でも信仰はある
女神「神の頼みを聞かないとは・・」
女神「お父さんから神様には良くしろと言われなかったんですか!」
ハジメは修行を続ける
ずっと続け 女神「私の話を聞いてください」
5話 ハジメの欲しいもの
女神「はあ・・修行しながらでいいので聞いてください」
女神「今から17年後、封印された魔王が目覚め、人間を支配しようと考えているのです」
女神「その魔王には私ですら敵いません、だから助けて欲しいのです」
ハジメ「その魔王は最強なのか?」
6話 嘘は言ってないよ
女神「もちろん世界最強です(その世界では)」
ハジメ「分かった。その世界最強の魔王に勝てばいいんだな?」
女神「あ、ありがとうございます」
ハジメの見えない所で女神はガッツポーズを取るのであった
9話 肉体朽ちれば何もできず
女神「ではこれよりあなたを私の世界へ転生させます」
女神「今からあなたは村民Aの子供として生まれます。始めは子供並みの強さしかありませんが、あなたの強さは成長と共に元に戻ります。ご安心を」
ハジメ「たとえ戻らなくても修行すれば問題ない」
女神「・・頼もしいですね。それでは私の世界をお願いします」
10話 ハジメの伝説 最初の逸話
村民A「子供が生まれた! よし、お前の名前はハジメだ」
Aの妻「私の坊や・・」 助産婦「二人ともおめでとう」
ハジメ(早速修行するか)
村民夫婦と助産婦「片手で腕立てしてるー!!!」
11話 自然と魔法の世界 ネイチャランド
ハジメが転生した先はネイチャランド
人を含めそこに住むあらゆる生物は自然から力を借りて超常現象を引き起こす事ができる
この世界に住む人々はみな、これを魔法と呼んだ
緑豊かな平和な世界である
12話 ハジメ旅立ちの時
17年後、ネイチャランドに魔王が降臨した
魔王が呼び出す闇のモンスターに人々は恐怖した
その時、ネイチャランドに女神が現れこう告げた
女神「村民Aの息子ハジメがこの世界を救う」と
13話 集うもの達
ハジメを中心に凄腕の人間たちが集まった
ドラゴン狩りの剣士、モブ
トロール潰しの闘士、ザコ
ハーピー落としの弓士、アシデマトイ
ゴーレム砕きの槍士、クズ
その他、大勢の凄腕がハジメに手を貸そうとやってきたのだ
ハジメ「お前らいらん」
ハジメの両親に戦慄が走った
14話 さすがに怒りますよ
モブ「17のガキがなめてんじゃねえ! 俺たちの力がいらないだと」
ザコ「俺たちがどれだけ凄いか見せてやらあ!」
ザコの怒声と共に凄腕達がハジメに襲い掛かる
ハジメが圧勝した
15話 そしてついていく者
ハジメは一人村を出る
その後ろには二人の女の姿があった
ハジメ「必要ないと言っただろう」
二人の女「それでも一緒に行く」
16話 凄腕じゃない治癒術師セイナ
セイナはハジメと同じ村に生まれた幼馴染だ
人の傷を癒す治癒術に優れている
ハジメはモンスターとの闘いで怪我をしないので
治癒術師のセイナは必要ない
17話 セイナの居場所
何かの役に立つかもと思ってついてきたセイナだったが
少し落ち込んだ
ハジメ「セイナの作った料理は上手いな」
天に上る気分だった
18話 がめつい拳闘士クラチャ
クラチャの耳は千里先の硬貨の音を聞き
クラチャの目は品物の値打ちを見極め
クラチャの鼻は宝箱を探し当て
クラチャの心は玉の輿を狙っていた
19話 クラチャ最大の壁
ハジメが全ての敵を倒すためクラチャに敵が回ってくることはない
クラチャがやる事は英雄になるであろうハジメを落とす事
ハジメ「セイナの作った料理は上手いな」
クラチャの敵はセイナただ一人
20話 戦闘は常にカット
魔王の手先「貴様がハジメか」
ハジメ「誰だ?」
魔王の手先「俺は魔王様の右腕! ハジメ覚悟!」
ハジメ「絶練掌底破!」ハジメが勝ちました
21話 よもや我までカットされようとは
魔王「まさか俺を倒すとは、見事だハジメ」
魔王「だが俺は一年後に目覚める大魔王様の先兵に過ぎない」
魔王「俺に勝とうとも大魔王様を討ち取る事などできはしまい!」
一年後、ハジメは討ち取りました
22話 平和は退屈
平和が訪れ、ハジメはまた修行の日々を送る。
家事でハジメを支える伴侶セイナ
家計でハジメを支える伴侶クラチャ
ハジメの求める物は常に強敵のみ