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何気ない日

かなり短いです(´・ω・`)

後少しで原作が始まる。

私はどうなるだろう。補正の力が強くて私は原作通りになってしまうのだろうか。

ヒロインは誰と、恋に落ちるのだろう。

……出来れば彼には恋に落ちないで欲しい。



……暗い事を考えてたらキリがないわー……

「姉様聞いていますか?」

「あぁ…ごめんなさい、ギル何かしら?」

物思いに耽っているとギルが訝しそうに聞いてきた。そばにいたヒューリが珍しそうなモノを見る目で言う。

「珍しいな、イゼリアがぼーっとしているのは」

「たまには気を抜いててもいいでしょう?」

二人の私を甘やかすような空気はいつからだろう。

少なからずもうちょっと前までは私が甘やかしていた筈なのに……。

紅茶を飲みながら3人でまったりするのは久々な気がする。…なんせ最近ヒューリは王宮にいる騎士団の人達とよく試合しているからギルも参加するようになったのだ。

どうして2人ともそんな強くなりたいんだろ……


剣の強さだけを求められる近衛騎士団は身分を問わない為オルシア家の被害にあった人も居たのだろう。息子であるギルと従者のヒューリをあからさまに嫌がったり、恐れる人も居た。

だがどれだけ邪険にしても自分より強い人を尊敬して教えを乞うギルとヒューリに段々周りも絆されたのか役職付きの人達が教える頃にはヒューリもギルも周りとすっかり馴染んでいた。

おかげで私はぼっちでしたとも。

レオがよくお茶に誘ってくれるほどには!!


「……最近ギルもヒューリも剣に夢中だからアルフォンスも興味が出てきたみたいよ?」

「えっ……僕の時ですらアレだけ緊張してる人が居たのにアル兄様が出てきたら倒れちゃうんじゃないの…あの人達…」

「……有り得るな」

普段接している近衛騎士団の名前の硬さとは真反対の緩さと気さくさを知っているからか2人とも私の予想と同じ考えだ。

ここ最近アクティブになって来たアルフォンスは色々な事に挑戦している。

……剣の稽古に励む2人をよく見ているのでアルフォンスが近々近衛騎士団の稽古場に来るのも予測できそうなものだ。


「「良し。僕/俺は知らない振りをする」」

「2人して同じ事言わないの。」

…でもアルフォンスが来たら怪我をさせられません!!とか立場の差がとか悲鳴が上がった後、なんだかんだ結局仲良く稽古してそう……。



レオとお茶飲む時間が増えそう……。

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