第三話『入学③』
みじかぁい
入学式の恐怖から喧騒が戻ったのは入学式の通話が切れてからだった。
そんな中、陽菜姉が話しかけてくる。
「校長先生、怖かったね。」
「まぁ、ね。」
校長先生は画面越しで見ても底知れぬオーラをまとっていた。
「はい、おしゃべりもそこまで。次の予定に行くよ。」
ミラ先生が話し始める。
「次の予定は...クラス写真撮影かぁ。教室でいいよね。じゃあ机を前にして、後ろに並んで~」
そうやってミラ先生が生徒を並べていき、
「はい、じゃあ写真撮るからね。三、二、一」
「ーーーーじゃあ今日はこれで帰宅だ。今日はテレポートを使ったとはいえ長旅だったからな。家に帰ってゆっくり休むといい。それじゃ、解散。」
寮生で帰ることになり集まる。
「ねぇねぇ三人とも。買い出しに行かない?食材とか、家具とか。」
集まった時、唯花がこんなことを話す。
「家具を買いに行くって言っても何買うの?」
「それはーーーー」
「いっぱい買ったね~」
戦利品を見ながら玲が言う。
錬金鍋や、掃除機。棚や冷蔵庫。挙句の果てにはテレビまで買っちゃって仕送りのお金はだいぶ使っちゃった。
「ところで、家事の分担はどうする?」
「私、洗濯がいい〜」
「陽菜姉はそれしかできないもんね。
唯花と玲は?」
「料理と掃除だったらどっちでもいいよ?」
「僕もその2択だから、ローテーションする?」
「そうしよ!」
そして玲の方を向くと、気まずそうな顔をしながら
「家事、できないよ?」
「じゃあ玲は買い出しだ。」
「まぁそうなるよねぇ。ゴーレムに手伝ってもらお。」
そんな感じで家事の分担を決めて、夜ご飯をたべ、寝る支度をする。
「じゃあこれからよろしくね。」
「うん!よろしく!」




