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詩全集

あの風を予感する季節

作者: 那須茄子

あの風を予感する季節

見落とした昨日の

宛名へ送り出す


光り輝く水玉

ゆっくり万華鏡で見つけてた

色とりどり

色鮮やか


「さようなら」と「また逢えたね」で

ごっちゃになる

どれから先に

伝えていいのか分からない


くすぐる危なっかしい想い

暴れ出さないよう

秘める小箱に詰めておこ


きっと

あの風が繰り返された

何度目かの季節に

成長した彼にそっと打ち明けよ


今はまだ

小さすぎてお互い

不器用で経験不足

足並み揃えているつもりでも

ふとバラバラになってる


あの風を予感する季節

見落とした昨日の

宛名へ送り出す


気分上々

気温上昇

そんな温かな日に



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