ラドロン雑誌〜波乱の初予選編〜
どうも!ラドロです!今回は予選に怒ったアクシデントの裏側を掘り下げていきます
それでは、どうぞ!
4月某日。バーチャル(以下V)岡山国際サーキットではシーズン2初めてとなる予選が行われた。今回はその様子と裏話を取材した限りではあるがまとめていこう。
・昨シーズンポールポジションのアミューズメントがまさかのQ1敗退。その理由とは
VGTのシーズン1を経験したものにとって2度目となる岡山での予選。500クラスの本命は咲くシーズンの岡山でポールポジションを獲得し、終盤のトラブルさえなければ優勝も十二分にありえたアミューズメントであったが、まさかのQ1を9番手で終え、ポール獲得の夢は開始早々に潰えてしまった。この原因についてQ1を担当した田中厚志は取材に対し以下のようにコメントした。
「僕たちは昨シーズンと比べてフロント側のダウンフォースを増やしたんです。だから昨シーズンの強みであったストレートで勝負がしづらくなっていた。それは予想通りだったのですが、ハンドリングの観点で想定ほど手応えがなかったんです。コーナーの進入では思いいっきり突っ込めるのに、脱出時にはマシンがそれについていけず、減速せざるをえなくなって…決勝ではこの症状が改善するのを祈ってます」
どうやら経験からの空力開発が岡山では裏目に働いていたらしい。今後の巻き返しに期待だ。
・ZからR8にスイッチした真紅のガールズチーム、あと一歩でポールを逃す
今シーズンは300クラスでR8を走らせる元Z使いのクイーン。彼女たちのマシンが得意とするここ岡山ではポールも夢ではないタイムでアタックを行っていたが、最後の高速コーナーでコースオフを喫してしまい、4番手に甘える形となってしまった。今回はQ2を担当した高田望美に話を聞いたところ、こんなコメントを得られた。
「私達はブレーキに負荷をかけるかわりにタイヤの摩耗が少ないドライビング、通称シミュレーション2でポールを取りにいきました。そして終盤まではそれがうまく機能していました。しかしこれはあとからマシンの状況とともに考えた推測ですが、ブレーキからの熱と想定より高かった路面温度によってタイヤが熱ダレしていたんです。それによってアタック時、想定よりも高速コーナーでグリップ力が低く、あのような結果になってしまいました。けど私達はまだあきらめていません。決勝で有利に立ち回るためのシミュレーション2でしたから」
本人たちは決してネガティブな雰囲気を引きずっていないようだが、クイーンはシーズン1の富士でもポールポジションをスピンによって逃している。肝心なところでミスをしない、これが彼女たちの課題と言えるのではないだろうか。
(続く)
少し内容が薄っぺらいものになりましたね…
今回も読んでいただきありがとうございました。もし本作品を高く評価してくださるなら次回以降も読んでいただけたらと思います。それでは!