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Dear my wolf  作者: 蜂矢ミツ
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奮闘する

 白いうさぎと黒いうさぎは、段々と境目がなくなってきつつあります。

 二匹とも体毛が青くなってきており、もはや、白いうさぎと黒いうさぎと呼ぶのも難があるかもしれません。

 この物語も、あと少しだけですので、そこまでは便宜上、このままにすることとしましょう。


 白いうさぎは、長いこと、黒いうさぎを助けることを目標にしてきたように思います。

 けれども結局、それは一匹ぼっちで成せることではなく。

 灰色のオオカミの手助けがあってはじめて、可能となったことでした。


 それでも、がんばってきたことには代わりありません。

 あんなに無様に転げまわっていた苦い記憶が、今となっては、誇らしい思い出とすら呼べるかもしれません。


 白いうさぎは、一番最初に書いた物語の続編を書き終え、改めて、その一部始終を読んでみました。

 拙いところはたくさんあります。白いうさぎには大きな意味があっても、他の人が読めば、ほとんど意味のわからないガラクタのように感じられるかもしれません。


 当人たちには大きな意味があり、他人からすれば何の意味もない。

 宝物や、贈り物。愛や、恋も、そういうものかもしれませんね。


 でもそれじゃあ、ちょっぴり寂しいです。

 白いうさぎは、黒いうさぎと力を合わせ。

 自分たちの大事な思い出を、自分たちと関わりのない人たちの心にも届くような、そんな物語を書こうと、再びペンを執りました。

『ルリとロウの奮闘樹』連載中!

https://ncode.syosetu.com/n9173fk/

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