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2、「タイムスリップしちゃった・・・?」
いっっっってえええええええ!!!!!!
あんのクソ親父、次会ったらはっ倒す!!
ん・・・・?
次って・・・
いつだ?
「はっ!!」
盛大な叫び声とともに瀬斗は跳ね起きた。
ぼやけていた視界が段々くっきりとしてくるにつれ、瀬斗の目には信じられないものが飛び込んでき た。
見渡す限り、あたり一面田んぼが広がっていた・・・!!!
「・・・はは」
頬がひきつる。
「いや・・・ここどこ!?!?!?!」
さっきまで自宅にいて、父親に呼ばれて、歴史の成績がバレて、タイムスリップがどうのこうのって
言われて、家宝の刀投げられて、斬られて・・・・
ん・・・?
タイムスリップ・・・・・・・・?
背中を冷たいものがつたう。
もう一回辺りを見回す。
田田田田田田田田田・・・・・
そして教科書で見たような感じの木造の家。
疑いは真実に変わる。
「まじで・・・。
うち、タイムスリップしちゃった・・・?」
岡田瀬斗、14歳。
人生初のタイムスリップに大成功。




