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そんな日もある

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

今の気分は午前十一時です。

ある日の昼下がりの事である。一人の女人がフラペチーノを啜っていた。

女の他には仕事をする社会人やら、仲睦まじい恋人達がそれぞれの時間を過ごしていたが、女人にとってはどこ吹く風である。

何故かと言うと、女人が購入したフラペチーノは、砕かれたゼリー状の固形物、玉を残した様なジャムがごちゃ混ぜになっており、その上、大玉の氷がふよふよと浮くもんだから、啜るのに苦労しているのである。

女人は思った。

固形物混じり飲み物は、私の吸引力に耐えきれず、底の方に溜まってしまうというのに、何故買ったのか。そんな反省など、タピオカで全て学んだだろうに。

けれども後悔は先に立たず、遂にストローで氷を退かす事に飽きてしまったのか、返却台に飲み残しを押し退けると、さっさとその場を後にした。

今日の女人に目的は存在しない。幾つかの義務は存在しているが、それさえ行う気力がない。それはフラペチーノの件からも容易く分かる事だった。

少し考えれば自分に不釣り合いな代物だといえるのに購入した。一番の美味しい残骸を啜る事が出来ない。それ程に、今の女人にはやる気がないのである。

女人が次に訪れたのは、緑がよく見える窓際だった。建物の中という性質上、聞こえる音は微かな物音と、何処からか奏でられる楽器の音だった。女はそれらをBGMとして、ただぼんやりと、外の世界を眺め続ける。考えるのはこの後に残った義務の事だった。

あぁ、もうこんな時間。一日の半分をぼさっとして過ごしてしまった。本日お小言を貰うのは決定事項として、そろそろ出掛けないと。

そうして女人は席を立つ。その行方はとある神だけが知っている。


「相も変わらずしけた面してやがんな」

「あー……はい……」

最初と最後の元ネタは、羅生門 から。

極限状態の怠惰ちゃんなので、やる事なす事反転しません。もー一貫して、怠惰ちゃーん。


ネタが浮かぶと思って一時間ぐらいぼーっとした一日でぃす。

そういや、あのアニメのアイドル役の声優さん、とっても上手だったなー。

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