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第5話 恋愛相談部始動? (2)

 凜君と別れた夜、

 「はあー、凜君彼女作っちゃったんだ」

 凜君と私は、凜君が彼女を作ろうが作らなかろうが関係は変わらないだろうと思っている。

 「でも、やっぱり少し寂しかったなあ」

 それでも、凜君が恋愛に少しでも興味を持ってくれたのはいいことだと思った。

 中学時代の凜は、野球部に入っていて部活の虫になっていた。恋愛なんてなんのその野球以外の事は考えてないんじゃないかと思うくらい、

 凜君はエースで堤くんは3番を打っていた。県大会を優勝して全国大会でもベスト8に入った。だから凜君はそのまま高校でも野球を続けるのかと思ってた。

 でも、最後の3年生の全国大会で凜君はひじを壊して投げられなくなってしまったらしい。

 その時は、凜君も凄いショックを受けてて、1ヶ月くらい話さないこともあったけど、だんだん元気になっていまやすっかり元通りだ。

 もう凜君の投げる姿が見られないのは少し残念だけど、、、。

 

 まあなにがあろうと私が凜君のそばにいるのは変わんないけどねっ

 「私を助けてくれたあの時からそう決めてるから」

 

 唐突な話になるが、私は小学校4年生の頃、周りからいじめを受けていた。髪が他の人とは違う銀髪だったり、無口であんまり人と話してなかったり、原因はいろいろあると思うけど。

 でも本当につらかった。

 そんなとき助けてくれたのが凜君だった。

 「なあ、お前らその子いじめて楽しいのか?」

 「別にどうだっていいだろうが!」

 「いじめられてる子はそうは思ってなさそうだけど」

 「なんか文句あるのかよ!」

 何人かで凜君を囲んで、喧嘩を始めたけど凜君はそれでも勝っちゃうくらい強かった。

 「お前も嫌ならちゃんと言わなきゃわかんないぞ」

 「あ、、ありがとう」

 そのとき思った。この人と一緒に居たいって

 その後、喧嘩したことが学校で問題になったけど、凜君の方は正当防衛だったし、いじめてた子達は私へのいじめが発覚して厳重注意をされたらしい。

 そこからは私に対するいじめはなくなった。


 それからは凜君とずっと一緒に居て中学も高校も同じにしてきた。もちろん付き合えるならそれ以上幸せなことはないだろう。でもいままでは凜君が恋愛に興味がなかったから私も特にそういうことを気にしないで来た。

 でも凜君が彼女を作ったってことは恋愛に少しでも興味を持ってくれたと言うこと。その点は三日月さんに感謝しないといけないね。

 ここからは私も思う存分、気持ちをぶつけられる。本気の勝負が出来る。

 思い立ったらすぐ行動が私の信条。

 「明日から朝ご飯作りに行ってあげよ」



 凜君のお母さんからもらっていた合鍵を使って鍵を開ける

 カチャ、、

 「おじゃましまーす、、」

 時刻は午前7時、凜君を起こさないように、

 朝ご飯を作っていると凜君が起きてきた

 「あ、おはよう凜君」

 「おはよう明、、音?」

 どうやら私が居ることに驚いているみたいだけど、これからは毎日来るからねっ

 覚悟しておいて!っと心の中でつぶやいてみた。


こんにちは!こんばんわ!ねこやまれいんです!第5話の投稿させていただきました!今回はストーリーではなく明音の心情を書いてみようと思いました!凜君と会った経緯を読んでくださる読者の方にも共有しようと思いまして!次回はストーリーの更新にします!!行き当たりばったりですけどね笑

ではではこの辺で次は第6話で会いましょう!!

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