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第4話 恋愛相談部始動? (1)

 「なあ、凜さっきのこと、、」

 「ねえ、凜?」

 「おう、どうした明音」

 ごめん、圭人いまは相手をする余裕はなさそうだ。

 帰りのホームルームが終わり、さっさと帰ろうと席を立ったところで明音に呼び止められた。

 呼び止められる前に帰ろうと思ったんだけど失敗したか。

 「今日は一緒に帰ろう?」

 「ああ、大丈夫だよ」

 断ったら殺されそうなくらい殺気出てるしね。どこかの氷の女王ですかってくらい、、

 圭人も話しかけたそうにしてるけど、逃げるように部活に行ったし、、


 「ここで休憩しよ?」

 「いいよ」

 家の近くの公園のベンチで明音がすこし休憩したいと言ってきた。普段はそんなことなかったから未羽のことで聞きたいからなんだろう

 「あのさ、凜君」

 「どうした?」

 「三日月さんとはどういう関係なの?」

 明音には隠してもしょうがないだろうから話してしまうか。別に内緒という訳でもないし

 「一応、付き合ってる、、」

 「そっか、、、やっぱり、、」

 少し悲しそうな声で話す明音に胸が痛くなるような気がした。

 「1ヶ月だけね」

 「1ヶ月だけ?」

 「うん。三日月さんとは1ヶ月だけ付き合う約束をした。」

 「なんで1ヶ月だけなの?」

 「俺があんまり恋愛に興味がなかったから断るつもりだったんだ。だけど三日月さんに付き合って見なきゃわかんないでしょって言われて、確かに一理あるなって思ってさ」

 「まあ、確かにそうだけど、、」

 「それに頭ごなしに断るのもかわいそうになっちゃって」

 「凜君優しいもんね」

 「そんなことないよ、自分のことしか考えてない」

 「それでも結果的には私を助けてくれたでしょ?」

 「あれはたまたま運が良かっただけだよ」

 「でもそっか、、、よし!じゃあ私ももう遠慮しないね!!」

 「え?何が、、?」

 いやまあ明音が元気になってくれたならよかったけども。

 「じゃあね、凜君」

 「ああ、また明日」


 「ふああ、良く寝た」

 7時半か、起床時間は完璧だな。いまから着替えて朝ご飯食べて準備して8時15分に家を出て、8時25分に学校に着き、8時半始業。うん、完璧なタイムスケジュール。


 「あ、おはよう凜君」

 「おはよう明音」

 とりあえず歯を磨きに洗面所に~って、、ん?いま明音いなかったか?

 そのまま回れ右してリビングへ向かう。

 「どうしたの、凜君?」

 やっぱり見間違えじゃなかったらしい。頬をつねってみても普通に痛い。夢でもない。

 「なんでいるの、、?」

 「え?朝食作りに来た」

 「いや、それはありがとうなんだけども」

 論点はそこじゃないよ!?なんでいるんだYO!

 「どうやってはいったし!?」

 「合鍵」

 「なんで持ってるの!?」

 「凜君のお母さんからもらった」

 「はい!?」

 「明音ちゃんなら凜のこと任せられるからって」

 聞いてないんですけど、、、。

 自分の子供にそういう大事なこと伝えないだめだと思います!あとで文句言ってやる。

 「てか、いつから持ってたの?」

 「凜君の両親が海外に転勤する前だから4ヶ月まえくらいかな?」

 知らなかった、、

 「朝ご飯冷めちゃうから食べて」

 「ああ悪い」

 そんなこんなでよくわからない騒がしい一日が始まることになった。





 

 

こんにちは!こんばんわ!ねこやまれいんです!第4話頑張って書きました!ようやく幼なじみの川瀬明音が出てきました!プロローグ以来ですね!これからもどんどん登場人物を増やしていくつもりなので楽しみにしててください!失踪はしないように頑張ります!ではではこの辺で次は第5話でお会いしましょう!

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