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第3話 このラブレターは誰からの? (3)

 「綾瀬君はいますか?」

 「ん?」

 今は、霧野宮高校のお昼休み。俺は購買にパンを買いに行こうと席を立ったところで捕まった。いや別に逃げているわけでもないので捕まったという表現が正しいかどうかを不明だが、

 突然うちのクラスに、三日月未羽がやってきたとあって周りは騒然としている。それもそうだ、ご令嬢なのはもちろん容姿も充分に美少女と言っていい姿でさらさらとした黒髪に人形のように整った顔で誰にでも気さくに話すことで絶大な人気があるのだ。

 やっぱり三日月未羽って有名人なんだなあと人ごとのように思いながら、そのまま購買に向かうことにする。

 「どこ行くんですか?綾瀬君」

 向かうことにしたが、何かに引っ張られて動けなかった

 「いや、ちょっと購買に」

 うん、なんだろう腕の方から威圧感がひしひしと伝わってくるんですが、そっち向きたくないんですが、、

 そうしてクラスメイトからの好奇の目にさらされながら、下僕のように未羽に連れ出されていった。

 

 そして、連れられてきた美術準備室。

 いやまたかよ!しかもまだお昼ご飯買いに行ってないんだけどなあ。

 「そんで今日はどうしたんだ?」

 「一緒にお昼を食べようかなと」

 なるほどね、確かに付き合ってたら一緒にお昼くらい食べるか。

 「だったら、スマホに連絡してくれたらよかったのに」

 「連絡先知らないんですけど、、、」

 あ、そういえば教えてなかった

 「じゃあ、これでオッケー?」

 「はい!これで登録できました!」

 連絡先交換しただけでこんなに喜んでもらえるなら付き合うのも悪くないのかななんて思ったりする。

 「ところで美羽」

 「なんですか?」

 「俺、昼ご飯買ってこないといけないから購買行ってきていい?」

 「え、だめですよ」

 え、だめなの!?あれ、お昼抜きなんですか?もしかして地獄ですか?一応男子高校生なのでお昼抜きはすこし厳しいですよ、、?

 「私がお弁当作ってきたので食べてください」

 なんだ作ってきてくれてたんだ、じゃあ心配することなかったわ。危うく飲み物だけで午後を過ごさないといけないかと思った。

 「作ってきてくれたんだ、ありがとう。じゃあありがたくいただくとするわ」

 「はい、どうぞ!」

 卵焼きなどお弁当に定番なものから肉じゃがなど手の込んだおかずまで入っていた。

 「うまっ、、え、ほんとに美味しい」

 そう伝えると、未羽はにっこりと微笑んだ

 「ありがとうございます!」


 お昼休みが終わりかけ教室に戻ってくると、

 「なあ、凜って三日月さんとどういう関係なんだ?」

 やっぱり聞かれるよなあ

 「いや、別にただの友達だよ」

 「嘘つけっ!もっと親しそうだったぞ!!」

 「あっもうチャイムなるから圭人も席に着いた方がいいぞ」

 「あとで絶対聞くからな!」

 まあ、圭人ならやり過ごせるだろう。問題は、、、

 俺の斜め後ろからもの凄い視線を向けてくる我が幼なじみ川瀬明音さんだよなあ、

 正直やり過ごせる気がしないけど先のことはまた後で考えよう。


 


こんにちは!こんばんわ!ねこやまれいんです!第3話の投稿させていただきました!もうストーリーどうするか思いつかなくなってきましたね(白目)行き当たりばったりなこの小説を最後まで応援してくださるととてもうれしいです!ではではこの辺で次は第4話で会いましょう!!

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