表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/12

サプライズ

神崎くんと付き合いはじめて1ヶ月がたった。

この1ヶ月はとてもカラフルで甘かった。

私は神崎くんを陽人くんと呼ぶようになった。

陽人くんは私を未弥と呼ぶようになった。

初めは照れくさかったけど名前を呼ばれるたびに嬉しくなった。





「あっ!ねぇ!未弥知ってる??」


「何を?」


「小林先生のサプライズパーティーの話!!」


「小林先生の!?」


「来週の木曜に大学でサプライズパーティーやるんだって!もちろん未弥も参加するでしょ?」


「もちろん!先生は私の恩人だもん」


「サプライズパーティーの最後には1人1人が先生に感謝を伝えるんだよ!」


「先生に感謝…伝えたい。」


みんなが先生に感謝を伝える。

私はとてもいいサプライズパーティーになると思った。



サプライズパーティー当日。


もちろん小林先生は今日の事を知らない。

楽しんでくれるだろうか…。

私は不安でいっぱいだった。


今回サプライズパーティーに参加するのは大学で

小林先生と関わりがある一部の生徒だ。

その中には私を含め美穂や清水くん。

そして陽人くんもいた。


みんなも成功させたいと思っているようで

場の雰囲気は明るいもののみんなからは緊張が感じられた。

そうこうしているうちに今回の主役がやってきた。


「「 パッピーバースデー!!小林優子先生!!」」



「えっ…これ みんなが…!」


驚いた顔をしてそう聞いた先生にそれぞれが返事をした。


サプライズパーティーは順調に進んでいき

パーティー終盤。

みんなが小林先生に感謝を伝える。


1人。また1人。

先生に感謝を伝えていく。

泣きながら伝える人。

笑いながら伝える人。

みんな先生への感謝でいっぱいだった。


そして私の番が来た。


「私は先生に感謝している事が沢山あります

私が歩けなくなって先生に相談をしに行ったとき

先生は親身になって話を聞いてくれて

助けてくれました

それから悩みがあって先生に相談するといつもいいアドバイスをくれました」


私は一呼吸おいて続けた。


「この前先生にした相談覚えてますか?

私は先生に好きな人ができたと話しました

その時も先生は私の背中を押してくれました

そのおかげで私は今…とても幸せです

今の私がいるのは先生がいたからです

先生には感謝してもしきれません」


「私は先生のおかげで神崎陽人くんとお付き合いする 事ができました」


私が全て話し終わるとみんなから拍手を貰った。

中には「おめでとう!」と言っている人もいた。

陽人くんは顔を真っ赤にして私を見ていた。



先生は泣いていた。



「未弥ちゃん…とても素敵なサプライズね」



泣きながら笑った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ