告白
私は早く小林先生に相談したかったけど一旦自分の気持ちを落ち着かせてから話すことした。
あれから1ヶ月がたった。やっと小林先生に相談できる。
この1ヶ月の間にも神崎くんへの想いは増すばかりだった。
やっと答えが聞ける。
そう思うとドキドキしてしまう。
私は研究室の扉をノックする。
「はーい!」
すぐに小林先生の声が聞こえて扉が開いた。
先生は私の顔をみてなにか察したようで微笑みながら研究室に招き入れてくれた。
私は好きな人の名前は伏せたが今の状況を事細かに話した。
先生は私の話を真剣に聞いてくれた。
そして私が話し終わると先生は一言こういった。
「人生は1度きりよ…自分のやりたいようにやりなさい」
私は先生の言葉を聞いて決意した。
先生に背中を押してもらえたから。
私は明日神崎くんに告白をする…。
夜、美穂に電話をかけた。
美穂にはどんな結果になってもいいから見ていてほしかった。
美穂は一言
「頑張って!応援してる!!未弥なら大丈夫だよ!」
と言った。
たった一言だけど私にはとても力があるように感じた。
次の日。
大学につくと神崎くんと目があった。
私、本当に今日、神崎くんに告白するんだ…。
想像するだけで胸が苦しくなる。
そんな事を考えていると神崎くんがやって来た。
なんだろう?
私は疑問に思いながら神崎くんをみた。
「未弥ちゃんおはよう!」
「神崎くん…おはよう!」
「「あの…」」
2人の言葉が重なった。
「ごめんね!未弥ちゃんからどうぞ!」
「こっちこそごめんね…神崎くんからで大丈夫です…!」
「じゃあお言葉に甘えて…あのさ 今日講義が終わったあと残れる…?」
「あ…あの私も同じこと聞こうとしてました…!大丈夫です 残れます」
「未弥ちゃんも僕に…?なんだろう?」
「言いたいことがあるんです とっても大切な話です」
「僕も大切な話だよ… じゃあまた後で!」
神崎くんと話している間心臓がうるさかった。
神崎くんも大切な話。
なんだろう…?
最後の講義が終わり神崎くんと会う時がやってきた。
私は神崎くんに告白をする。
どんな結果になっても…。
神崎くんがやってきた。神崎くんはいつもより真剣な表情をしている気がした。
「神崎くん…私から話していいですか?」
神崎くんは「どうぞ!」といって私をみた。
私は深呼吸をして言った。
「神崎くん…好きです…!」
長い沈黙のあと。
「先に言われちゃったな…僕も同じこと言おうと思ってた!」
「えっ…神崎くんも私と同じ…?」
「うん!これからよろしくお願いします!未弥ちゃん…!」
「よろしくお願いします…!神崎くん…」
私は神崎くんに“またあした”といった。
神崎くんは私を呼んだ。
私も神崎くんを呼んだ。
とてもとても甘かった。
友達や家族では感じることの出来ない感覚。
ふわふわした気持ちのままいつまでもいたいと思った。
『この幸せがつづきますように…』
私はそう呟くと幸せに満ちた表情で微笑んだ。




