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好きになるまで

私はある悩みを抱えていた。

両親に


“いつ結婚するの?”

“早く孫の顔がみたい“


会う度に言われていた。


私はプレッシャーを感じていた。

早く相手をみつけないと…。



そんな時、陽人くんに出会った…。


大学の入学式の日だった。

入学式が始まる前

階段を踏み外して転びそうになった所を助けてくれた。


入学式で名前を呼ばれた彼をみる。



「さっきの人だ…今度お礼しなきゃ」



入学式が終わり研究室に戻ると電話がきた。


母からだった。


“いつ結婚するの?”


母が口癖のようにいう言葉。


嫌。言わないで!もう聞きたくない!!


私は声を荒げて電話を切った。


「私だって1人は寂しい…相手だって

でもどうしていいのか分からない…助けて…」


私は1人大学の研究室で泣いていた。


「先生…?どうしたんですか」


優しい声が聞えた。


「あなたは…神崎くん?」


「はい…足の具合が気になって先生の研究室に来てみたんですけど…タイミング悪かったみたいですね…」


「いいえ いいのよ…こちらこそあの時は助けてくれてありがとう」


私はここで彼が。陽人くんが帰ると思った。

だけど陽人くんは私にこう言った。


「悩みがなるなら聞きますよ…!話すだけでも楽になりますし!」


私は陽人くんに話した。


私は人の悩みは聞くけれど

悩みを誰かに話したりするのは初めてだった。


私は胸が高鳴っていくのを感じた。


これが…恋??


その日から私は神崎くん…陽人くんのことしか考えられなくなっていった…。


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