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作者: 紅山黒子
掲載日:2018/03/24

召し上がれ。

めでたさにぴったりの、薄雲の空だった。日差しは暖かく、風は涼しげで心地よい。そんなことを考えながら私は、地下鉄の出口から歩き出す。

中学生の時に教わったことのある女史が、めでたく結婚するということを知り、駅の近くの会場に顔を出すことにした。

可愛い先生だったから、きっと綺麗なドレス姿であろうと期待に胸を膨らませていたが、ちょっぴり太っているところがまた現実らしい。


今日の私の服装は水色のシャツに暗めのスカートだ。セーラー服のリボンと同じ色だと会場で認識した途端、無意識の自分の所業になんとも言えぬ感情がおそってくる。おかげか私服ながらも馴染んでいるが。


可愛らしい後輩たちに囲まれる二人を見て、写真を撮りながら、おめでとうと声をかけると、私はその場を去った。途中で元担任やらなんやらに会うのも……いとをかし、か。


会場裏の馴染みの寺で花見散歩をしていると、桜の混じった風の吹く中、ゴーンゴーンとチャペルの音が響いた。

お粗末さまです。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 日常からほんの一部だけを切り取ったような構成で、とても短いけれど、どこか穏やかな雰囲気が感じられました。 いとをかし! [気になる点] 主人公に関する情報が少なく、服装から女の子であるこ…
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