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初戦闘?

出すの遅れてすみません。m(_ _)m

これからはもう少し早く出せればなーと思います。

よろしくお願いします。

冒険者になったはいいが、金も白金貨10枚という価値が高過ぎて正直、使いものにならない。

 ちなみに白金貨の価値はギルドでついでに教えて貰っていた。ちなみに白金貨は1枚で向こうの世界での1億円と同じ価値のようだ。


「取り敢えずは換金するか簡単な依頼でも受けて使える金を手に入れないとな」


恭夜はすこし考えて簡単な依頼を受けるためにまたギルドへと向かった


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


「あれ?恭夜さんどうされたんですか?」


そう言って一度俺の担当をしてくれた受付嬢が声を掛けてきた。


「あぁ簡単な依頼を受けようと思って、なにか討伐系の依頼はないですかね?」

「そうですね·····討伐系となるとゴブリンやススライムのものしかないですね」

「もう少し強いのってないですかね?」

「すみません、もともとこの王都はほとんど魔物がでないので·····」


聞けば王都周辺はほとんど魔物は出現せず、ギルドへの依頼もほとんどが貴族や商人の護衛や採取のものがほとんどらしい


「わかりました、ではゴブリンの方を」

「わかりました。ではゴブリン5匹の討伐ですねゴブリンは基本的に群れて襲ってきますが、ここの近辺ではほとんどが単体でいるので頑張ってくださいね♪ちなみにゴブリンの討伐証明は右耳です。」

「ありがとうございます。では、行ってきますね」


俺は依頼を受けると王都から外へと出るため4つある門の内ギルドに一番近い北の門へと向かった。

門前まで来ると門番らしき騎士が身分証等の確認を行っていた。


「次は?」


騎士はそう言ってこちらへと視線を移した。


「あぁ俺だ。身分証だがこのブレスレットでいいか?」

「大丈夫だが、君は冒険者なのかい?」


騎士は恭夜のことを子どもだと思ったのだろう。それも仕方ないと言える実際、恭夜は17という年齢ではあるのだか身長は150cmと年齢にしてはひくいのである。

·····また、恭夜は少し、少しだけだが伸びない身長を気にしていた。


「あぁ冒険者だ。あと言っておくが俺は17だ!だから出来れば子ども扱いはしないでくれ····いや、マジで···。」


騎士もどんどん暗くなっていく恭夜に察したのだろうか、それ以上はなにも言わず門を通してくれた。


「さて、ゴブリンがどこにいるかだな。」


恭夜は、門を出て少し歩いた所でぽつりと言葉をこぼした····


「こうなるんだったらどこによく出るかは聞いとくべきだったな」


恭夜はゴブリンを探して周囲を散策していた。しばらく歩くと奥の方に6匹ほどゴブリンを発見した。


「ようやく見つけた。ここらには本当に魔物はあまりいないんだな····」


実際、王都の周辺はまったくと言っていいほど魔物は出なかった。


「グギャギャッ‼」


どうやらゴブリン達もこちらに気づいたようでこちらを見るとすぐさま襲いかかってきた。


「流石に気づいたか、でも正直、いややっぱり弱いな~」


恭夜は多少残念と思いつつも店で買った剣を抜くと5匹いるゴブリンの内、一番近くにいたゴブリン2匹の首を落とす。


「ギャギャ!?」


ゴブリンも恭夜が一瞬にして仲間を殺され実力差に気づいたのか恭夜に対し、背を向け逃げ始めた。


「逃がすかよ!」


恭夜はただ力任せに剣を横に薙いだ。ただそれだけだったのだが剣術のスキルが発動し、剣を振った軌道上にいたゴブリンは3匹とも首を落とし命を散らした。


「今のは剣術のスキルなのか?まぁ今はいいか確かゴブリンの討伐証明は耳だったよな」


恭夜はゴブリンから右耳を剥ぎ取るとギルドから支給された麻袋に入れた。


「この、ゴブリンの死体は燃やしとくか?魔法の練習もしとかねーとな♪」


恭夜はゴブリンを一ヶ所に纏めると右手を掲げた。が、その体制のまま止まった。


「そういや、魔法ってどうやって使うんだ?」


恭夜はステータスを見るため血昌石に触れてステータスの魔法の欄をみる。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


《魔法》

火属性Lv MAX

初級魔法《火焔フレア


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


と表示されていた。どうやら魔法の所に鑑定が発動して見れるようになったようだ


「なるほど《火焔フレア》ね。」


恭夜は改めてゴブリンに右手を向けると《火焔フレア》と念じてみる。

すると、次の瞬間、恭夜の右手から焔が吹き荒れた。事実、恭夜の放ったその魔法は初級魔法と言うにはあまりにも強すぎた。

焔がなくなった頃にはゴブリンの死体はどこにもなくまた草原だったはずの地面は少しマグマ状になっていた。


「これが初級?いやまさかな、恐らくこれは俺のステータスの影響だろうな·····」


恭夜はそう考えつつも依頼の達成報告のため、王都の門へと向かった

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