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決別の夜
もうこんな時間か、
全然仕事片付いてないけど
そろそろ寝ようか
マグカップを洗いに台所に降りようとした時
一階の父と母の部屋から物音が聞こえる
その部屋から
男に鈍器で叩かれている父と母が目に映る
声になる前に全身が震えてしまい、足がすくんで動けない
落ち着け落ち着け
とりあえず、電話、、
男にばれないように
こっそり通報しなきゃ、、、
震える手で電話を落としてしまった
男と目が合った瞬間、全て理解した
私もあなたが気になってた
いつかこの日が来るとは思っていた
あの時両親を
止めてあげられなくて、ごめん
あなたを
助けてあげられなくて、ごめん
私を憎んでるのもわかってる
でも
せめて
この命が絶たれる前に
ごめんの一言だけ言わせて、、、
鈍器をかざされ目を閉じたほんの一瞬だった
弟がすでにいなくなってしまったのは
なんで、、、?
私も同犯よ?
私も殺していいんだよ?
私があの時父と母を止めれば
あなたの人生は
こんなことにならなかったよ?
苦しんだよね?
辛かったよね?
いま、笑えてる?
これからは、あなたの人生を
たのしんでね




