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不思議な少女、フローラは旅に出る  作者: 桜姫
第二章
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魔法の属性

「はあ・・・はあ・・・」


「フローラ・・・木陰で休むか?」


「・・・うん」


フローラは木陰の所に座った。


「・・・サシャは疲れないの?」


「まあ、これくらい。旅に慣れてるからな!」


「・・・そう・・・。」


サシャはフローラの隣に座った。


「そういえば、フローラは何属性なんだ?」


「・・・え?何のこと?」


「魔法だよ!魔法!」


「なに?そんな物この世の中にあるわけ?」


「え?もしかして知らないのか?」


「うん知らない。」


「それじゃあー説明しよう!魔法とは、能力を持っている奴には誰にでも持っている物なんだ。

魔法には、属性があるんだが・・・旅には、危険な事がたくさん起きるからな、フローラ。自分が何属性か知っておいた方がいいと思うぜ。」


「・・・どうやって属性を見分けるの?」


「あー・・・敵にやらせるのは無理だが・・・。」

「フローラ、両手を前に出してみろ。」


「??こう?」


「そして念じるんだ。」


「・・・解った。やってみる。」


フローラは精一杯念じた。すると、フローラの両手の前に不思議な紋章が現れて、そこから炎が勢いよく吹き出した。


「きゃあっ!」


あまりの勢いの強さでフローラは吹き飛んだ



サシャは驚いた。フローラにこんな力があるなんて・・・。

しかも、一番魔力が強いと言われる炎属性だったからだ。




「いった・・・。」


フローラには吹き飛んだ時についたすり傷ができていた。


「大丈夫か!?フローラ!」

サシャが、怪我をした事に気づいて駆け寄ってきた。

 

「うん、なんとかーーーいっ!?」


足が痛い。


「・・・、足首が赤く腫れている・・・捻挫だな。」


サシャはフローラをおんぶして、歩き出した。



「・・・どこに行くの?」


「ん?里だよ。人間の里。そこにいろんな物が売ってるし、フローラの怪我も直してもらうんだぜ」


「・・・サシャ。」


「何だ?」


「ありがとう」


そう言うとフローラは、初めて魔法を使った疲れと歩き疲れで、サシャの背中で眠ってしまった。



続く


テストがあるので、投稿が遅れます(^。^;)

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