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不思議な少女、フローラは旅に出る  作者: 桜姫
第二章
6/19

サシャからの視点

「ねえ、サシャ」


「ん?なんだ?フローラ」


「旅って・・・いつまで歩くの?」


フローラは、だいぶ長く歩いてきたので、だんだんと疲れ始めていた。


「ん~・・・旅ってある意味目標がないからな・・・」


「ええ~そうなの~?」


フローラはなんとかサシャに追いつこうと頑張った。







サシャ視点


フローラは大分サシャから遅れをとっていた。


{・・・大分遅れてるな・・・あの木のじいさんの

言ってた通り、まだフローラは未熟なのか・・・?

でも、まだ見た目は小さい少女だが・・・あの話がまだ信じられない・・・}






お花畑で木のじいさんと話している時のこと・・・









『フローラを旅に連れて行ってはくれないか?』


「はい?」


サシャはびっくりした。

そんなんで、フローラのもう一つの能力を開花できると言うのか・・・

ましてや、今日初めて会った子を一緒に旅に誘うなんて・・・


「いや私は別に誘っても構わないんだぜ?」


サシャはその後、頭をちょっと後ろに向けてボソッと小さな声で言った。


「ちょうど一人で旅してて寂しかったし・・・」


そしてまた正面を向いて言った。


「でもフローラが行くって言うかどうかは分からないじゃないか?」



『大丈夫じゃよ。フローラも寂しいと思ってるからの。』


「え?」

「だってフローラは植物達と話してて、寂しくないように見えたんだが?」


『植物には体温がないからのぉ。例えば寝る時とか、植物達は一緒に寝れないから、フローラは植物達を潰さないように、木の上にのぼって一人で寝ているからの。』



「へえ・・・あいつも色々大変なんだな・・・。」


「じゃあ、なぜフローラが旅に出たら、もう一つの能力が開花できるんだ?」


『それはな・・・彼女実は、お主と同い年なんじゃよ』


「えええ!?」


サシャはびっくりした。だってフローラは、どう見てもサシャより身長が低いし、声も幼かったからだ。

今、サシャは18歳。フローラは見た目で言うと8歳ぐらいだった。


『サシャは未熟じゃからな。身体が止まってしまっているんじゃ・・・じゃが、体力をつけ、魔法も覚えれば能力が開花し、身体も元に戻ると言われているんじゃ・・・じゃから、フローラを旅につれてって行ってやってくれないか?』


「・・・」


「わかった。誘ってみる・・・。」








と、いう感じで、フローラと旅をする事になったのだ。


しかし、同い年って言うのが信じられない・・・

まあ、旅してたら解るか!


・・・と思っていたがこれから大変になるかもしれないな。


まだ数十メートル歩いただけで、フローラがこんなだし・・・(^-^;




「サシャァっ!少し休もうよーーーー!」



続く

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