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不思議な少女、フローラは旅に出る  作者: 桜姫
第一章
5/19

フローラの旅

「・・・え?旅に?」

フローラは驚いた。

この事をサシャに言われると思っていなかったからだ。



フローラはずっと独りだった。



ご飯を食べる時は、独り。

寝ているときも、独り。

フローラは温もりが欲しかった

話相手に植物達がいたからよかったけれど・・・



フローラはふと考えた。

・・・このまま一生独りなのだろうか

今日も、明日も、明後日も・・・




そう悩んでいるとき、サシャが現れたのだ。





「私・・・行く。サシャと一緒に旅にでる!!!」


気づいたら、自然と声に出ていた。

サシャと一緒に旅に出たいと思っていたことが・・・


「ははっ!そうこなくちゃな!」


サシャはニッコリと笑いながら言った。

そして、クルリと植物達に身体を向けた。


「フローラを連れて行っていいか?」


そう言うと、植物達が次々に言った。


『もちろん!』

『フローラをお願いね~(/_;)』

『フローラ、元気でね!』


そしてサシャは、木の老人に言った。


「フローラは任せておけ。」


木の老人は、フローラをよろしくな。とサシャに言った後、フローラに


『体には気をつけるんじゃよ。そしてたまには、ここに戻ってくるんじゃぞ?寂しいからの(^_-)』


木の老人は優しい声で言った。




フローラは頷いて、最後に、皆にこういった。




「行ってくるね!」





こうして、フローラとサシャの旅が始まった。





続く


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