木の老人
最近テストが始まったので、次の話の投稿は遅くなります(;´Д`)
「・・・!そうだった!」
「ふぇ?どうしたんだよフローラ?」
フローラはサシャの話を聞いて思い出した。
『未来は努力すれば変わる』
これはある年をとった木が言っていた言葉だった。
フローラは急いでサシャをつれてその木のところまで走った。
『おお、フローラか元気かい?』
木の所まで行くと、木が語りかけてきた。
「うおお!木がしゃべった!」
突然の事にサシャは驚いてる様子だ。
「ねえおじいさん。この子はサシャだよ。私の初めての人間の友達。」
フローラは、友達と言えてとても嬉しかった。
『ほう、君はサシャというのか』
木は少し黙った後、フローラに話しかけた。
『フローラ。私はサシャと話があるから、フローラは花をつみにいってくれないか。』
フローラは頷くと、遠くに離れていった。
「・・・で、何だ?話って。」
『お主はフローラの能力を知っておるな?だがフローラは植物と話せる能力以外にも物凄い能力を持っていることが分かっておるんじゃ。でもまだ彼女が幼く、力もまだ十分じゃないんじゃ・・・そこでお主に頼みがあるんじゃ。』
「・・・それは?」
『フローラを・・・』
「・・・わかった。誘ってみる。」
サシャは木の老人に別れを告げて、フローラの所に向かった。そして、フローラにこう言った。
「私と一緒に旅をしないか?」




