サシャとの出会い
「あれ?」
「・・・・!?」
「ごめんごめん、驚かせちゃったな。」
フローラは固まっていた。
初めて自分以外の人間をみたから。
緊張と不安が同時に押し寄せてきていた。
フローラの目の前にいたのは、金髪の長い髪の毛、白い肌、青いリボンをつけた・・・
いわゆる美人な人だった。
「しっかし、ここはどこなんだ?まっすぐ道を行ったら、こんな所にでちまった・・・」
「ここは・・・不思議な花畑だけど・・・」
「・・・・・・・・・。」
「・・・あなた・・・名前は・・・?」
フローラには、緊張しすぎて、必死に声を絞り出しても、小さな声しかでなかった。
「ああ、私か?私はサシャだ。いろんな所を旅をしている。旅人。」
「お前の名前は?」
「・・・フローラ。」
「そうか、フローラか・・・よろしくな!フローラ!」
フローラはサシャと話していくうちに、緊張と不安が自然と無くなっていった。
そしてサシャを信用して
フローラの能力、なぜサシャがここに来た理由、全部サシャに話した。
「へーそうなのか・・・」
「話しの一つとして、確かに私は能力を持っているが・・・」
「・・・どんな能力なの?」
「それは・・・」
続く