アクセルと言う名の男
フローラの炎属性の話は、次回に続きます!(≧▽≦)
フローラ達が話しているその頃
吸血鬼アクセルガイ・ガーネット、通称アクセルは、城のある部屋で窓から里を見下ろしていた。
「・・・この里が私の物になってから私の魔力がどんどん強くなっている・・・フッ・・・フハハハハハッハ!」
アクセルは一人高笑いをした。
何故なら邪魔をする人が居ないからだ。
メイドも、里の住民も、そして・・・
実の娘も・・・
コンコン
「失礼致します、お父様。」
「ああ、ユリアか・・・何の用だ。」
彼女はガーネット家長女、ユリア・ガーネット。
首に黒い首輪みたいなものがついている、その真ん中に龍の目のような紅いカメラがついていた。
「お父様・・・もう妹を部屋に閉じ込めるのは止めていただけませんか?いくら吸血鬼家で一番危険な存在だとはいえ・・・」
「あのな、前にも言った筈だぞ?この世界を私の物になればあいつも外に出してやれる、とな。」
「ッ・・・・・・!」
「おっと、妙なまねするなよ・・・お前の首輪から電撃が走るぞ・・・」
「・・・・・・。」
「もう用は済んだだろう?下がれ。」
「・・・・・・はい」
キイイイ・・・バタン
~ここからユリア視点~
・・・やっぱり駄目だったわ・・・
この首輪みたいなのに魔力が吸い取られて・・・
ハァ・・・
私は、妹が閉じ込められている部屋へと移動した。
コンコン
「ルーア、入っていい?」
「おねー・・・さま?おねーさま!」
キイ・・・と扉が開くと、ピョーーンと私の妹、
ルーアミル・ガーネット・・・通称ルーアが私に抱きついてきた。
ルーアはすごい危険な魔力を持っており、ある頑丈な部屋の一室に閉じ込められている。
「ごめんなさい・・・ルーア・・・私やっぱりお父様を説得出来なかったわ・・・。」
「いいんです、おねーさま。力はこの首輪に吸い取られてるし・・・それに、私はおねーさまと一緒に居れるだけで良いんですから・・・。」
「・・・ルーア・・・」
私はルーアの頭を撫でた。
そして、強く思った。
・・・誰かお父様を止め、私たちを助けてください・・・
続く
遅れてしまってごめんなさい!(>_<)ゞ
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これからも頑張っていこうと思いますので、是非気長に見てやってください(笑)(●´ω`●)




