表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
これは僕の物語。  作者: あるき
1/1

プロローグなんて必要ない。あるのはオープニングのみだ。

僕には貴方を満足させる技術はありません。



だから感じやがれ。

これは僕の物語。


嘘かもしれないし、本当かもしれない。


でも。


はっきり感じたこともある、僕の物語。


これは僕の物語。


いつだって忘れられない。


あの2年と半年。



-------------------------------------------------




ちょうど、今みたいな夏と秋の真ん中、僕は部活をやっていた。


六角形と五角形を組み合わせたボールが弧を描き高く舞う。


そう、サッカーだ。


僕たちのサッカー部は毎日の活動だった。

キツイだとか愚痴りもしたけど、やっぱ皆グランドにきて、なんだかんだサッカーが好きな馬鹿どもだった。

走り抜けるボランチ、必死のセンターバック。皆が熱くサッカーという真剣勝負を楽しんでいた。


しかしだからといっても、だれにだって技術には限界がある。もちろん努力すればなんとかなったのかもしれないけど。


何と言っても僕は努力が好きじゃない。

そういった意味でも自分に限界が来ていた。

天高く照らす太陽は土を焦がす、そんな季節の巡る中間での半ブランク。


本当に意味のない時期。

だからかもしれない。

そんな季節だから僕は狂ったのかもしれない。

そんな嘘偽りが混じっている虚心の心は言い訳をする。


はっ。


所詮いいわけよ。


全部俺のせいだよ。


逃げてんじゃねえ。






相変わらず天気が良い。


風も少ない。


今日は一人で帰る。

とぅーびぃーこんてぃにゅー


次回は夏。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ