私は好きな男をどうしても手放したくなかったから、”児童人身売買“ で赤ちゃんを買って男を手に入れた!
私は好きな男をどうしても手放したくなかったから、”児童人身売買“
で赤ちゃんを買って男を手に入れた!
私は幼馴染でロクでもない男が今でもたまに会うほど仲が良い!
でもその事は、”誰にも言っていない。“
私の印象が凄く悪くなるからだ!
それに幼馴染の彼は、”闇売買“をしていて、何処の国からでも
相手の要望に全て応え、子供を隙があれば攫い売買をしているのだ。
私は10代の頃、”本当にどうしようもないぐらい好きな男がデキて、
その男を手放さない為にも、私の好きだった男に赤ちゃんがデキたと
言って、お腹にはいつも詰め物をしていて、いい時期に子供が産まれ
たと彼に言って産まれたての赤ちゃんを売ってもらったのだ。“
私の好きな男も、流石に私に赤ちゃんがデキた事で”嘘“を私がついて
なかったと信じ込んで私はこの男と結婚する。
・・・その後、カレの浮気で私は離婚をした。
でも子供はどんどん成長していくし、学校にも行かさないといけない。
食費や生活費も苦しくなってきて、私はその子を手放した。
私は躊躇なくその子を施設に入れたのだ!
”血の繋がらない、赤の他人の子供を何故私が育てないといけないのか?“
愛情も持てない、育てていく気も全くない、赤の他人の子供。
私はあっけなく施設に子供を預け、一度も振り返る事無く私は家に帰った。
正直、育児疲れもしてまた独身生活に戻れたことに私は心底ホッとしたのだ。
*
そしてあれから10年!
私は一度も施設に息子の様子を見に行った事がない!
もう私から手が離れた ”偽の子供に用はないのだ。“
そして私はまた久しぶりに好きになった男がデキた!
ただその男は、IT企業の社長でまだ年齢も39歳だと言う。
仕事が出来て、めちゃめちゃ女性にもモテる。
そんなカレを私は独占したかった!
独占するには、”またあの方法がいいだろうと久しぶりに幼馴染の
彼に依頼して赤ちゃんを買うことにしたのだ。“
『”また頼んでいい?“』
『いいけど、お前また好きな男でもデキたのか!』
『そうよ、今度は絶対にこの男を手放さない!』
『・・・まあ、俺はいいけど、値段は20万円な!』
『”少しまけなさいよ、安く出来ないの? そんなお金ないわよ。“』
『風俗にでも行って稼げよ、どうにかなるだろうが、、、!』
『どうにもならないわよ、私も歳を取ったの! 若い時みたいに、
そう簡単に稼げないわ。』
『”じゃあー俺の仕事、一回手伝ったら? 20万円チャラにしてやるよ!“』
『・・・本当に? じゃあ、手伝うわ!』
『じゃあ、明日また連絡するわ。』
『うん、分かった、』
『じゃあな!』
『うん。』
・・・アイツ、私にお金の受け渡しをさせたの!
相手は、”中国マフィア“ 何の取引なのか何にも教えてもらえなかった。
ただ私は黒いアタッシュケースを渡され、そのまま中国マフィアのボス
に手渡すだけの仕事だった。
同時に何が入っているのか分からない黒いアタッシュケースを受け取った。
まあその時は、無事に警察にも捕まらず取引が終わったんだけどね。
『”約束守ってよね!“』
『凄く助かったわ~また頼むよ~』
『”もうやらないわよ、あんな怖い事、アンタずっとやってんの!“』
『まあな、いつも命懸けの仕事だよ。』
『でも約束は約束だから、ちゃんと守ってよね!』
『分かったよ、産まれたての赤ちゃん用意しとくわ。』
『ありがとう~頼んだわよ。』
私はまた自分が好きになった男を赤ちゃんがデキたと言って手に入れたわ。
カレは、”私が赤ちゃんが産まれたと思って、直ぐに籍と結婚式まで挙げる
と言ってくれたの。“
それに私と結婚してからは、”遊び人だったカレは急に真面目になったの!“
毎日、自分の子供だと思い込んでいる赤ちゃんの世話をしてくれるように
なったわ。
”まさにイクメンね。“
血の繋がらない赤ちゃんがそんなにも愛おしいのかしら?
まあ私からしたら、好きな男を手に入れる事が出来たのだから本望よ。
血が繋がらくても、”私達は家族みたいだし。“
これは! いずれカレに見つかるまでの内緒の話なんだけどね。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。




