立派な不審者
はーい9話です!
この辺まで見てくれてる人何人ぐらい、いるんでしょうね?
〜先生の家までの歩く道〜 (先生目線)
「やっと寝た」
やっぱり小さいくても大きくてもどっちでも可愛い。
やばいやばい俺としたことが考えることがずれてしまった。
今考えないといけないのはなんでこんな事が起こったのかとどうして2人は縮んでいるのに俺はなにも起こらずに場所が動いているだけなのか。
あのカセットテープが問題だったのかな。
ん〜でもいつもはそんなことはないのにな。
そんな事を考えながら街の様子を見た。
ここは渋谷か?タクシーかなんかを使えば帰れるよね?
でもなんか違うんだよな、いや違うのか?
わからない、前に来たときと同じような違うようなそんな景色だ。
あと気になることがもう一個ある。
なんで轢かれなかった?
俺等は起きたらスクランブル交差点の真ん中で寝ていたんだよな。
じゃあ絶対に車が通るはずだ、死んでいてもおかしくない。
よく見ると渋谷にしては転がって寝ているやつもホームレスも何もいない。
何だここ本当に日本なのか?
俺は歩き回っていると駅についた。
まぁタクシーはいっか。
中の時刻表を見た。
電車はあるな。
よかった、よかった。
こいつ等を安全に家まで送ってやらないと。
俺はこいつ等の電車賃を払い。
電車に乗った。
まだ11時くらいなのに人はもうほぼいなかった。
一人だけ老人がいた。
ここかどこかなんでこんな事になっているんかがわからないのでそこにいる老人一人も信用ができない。
俺は老人の向かい側に座った。
何かあったときに直ぐに対応ができるからだ。
そう思い老人の方を注意深く見ているとこっちの目線に気づかれてしまった。
「あの何か?」
老人は優しそうな声をしている。
「あっすいません、そのちょっと疲れてしまって無意識に」
エヘヘと俺は頭をかくような演技をした。
「ほぉ嘘がつけるのか珍しい」
老人は俺の反応を見て迷いなく嘘といった。
そんな事は言わないほうがいいと思うのだが。
っていうか珍しい?
「どういうことですか?」
「貴様そういう事か、はぁはぁ」
なんだこいつ。
「仕方ないから教えた上げよう、この世界は地球とかとは全く違う別の世界じゃ」
「はい?」
何を言っているのかよくわからない。
だって大体3時間前までは地球、日本にいた。
なのになぜそんなそんな事になっているんだ。
「この世界はいくつかのルールがある」
「ルール?」
とりあえず聞いてみるか。
「ああそうじゃ、絶対に知っといた方が良いこの世界のことを3つ教える、まず1つ目はこの世界の人はほとんど嘘がつけない」
「なんでですか?」
わからない聞けば聞くほどわからなくなってくる。
「まぁ落ち着け、2つ目はこの世界は王様が中心だ」
「王様?」
普通っというか日本は政治や天皇が中心だ。
それが王様?
だめだもっと意味がわからなくなってきた。
「そして最後3つ目」
俺の質問に答えをもらっていないのだが。
「この世界は感情をお金で買う」
「え?」
これだけは本当に意味がわからない。
「感情をお金で?いやでも感情っていうのは勝手に自分の中でできるはずじゃ、、」
そういうとおじさんは少しため息を付いた。
なんだ、これだから若いもんはとでも言いたいのか?
「これだから若いもんは」
言いたかったんだ。
「その常識を捨てないとこの世界で生きていけないぞ」
そんな言葉を聞いて「はっ」っとした。
なんで今まで疑問に思わなかったんだ。
「あなたは何者ですか?」
そう聞くと急に焦りだしたようにいった。
「あっそろそろ時間だから最後にこれだけは教えておく」
「いや何者かをおs」
「いいから、いいから」
はぐらされた、言いたくないのか?
「自分の目の前に人差し指を出してみろ」
そう言われて俺は素直に人差し指を出した。
横目で見てみたが湊や翔太は気持ちよさそうに寝ている。
「それを左から右に一直線に振る」
老人の見様見真似で真似をしてみた。
すると自分の個人情報が出てきた。
いくら金を持っているのかや、自分の心情、そして気になったのは自分の感情一覧というらんがあった。
「その顔ならできたな」
「なんでもお見通しですか」
「まぁわしは人の表情を見るのがうまいからね」
といって老人は簡単にウィンクをした。
気持ち悪いな。
「人は見ることができないから人前でもどうどうとやれ」
そう言われた。
この言葉はまぁまだ信用ができるな。
あっ最後にこれだけ聞いておかないと。
「あのこの感情一覧ってなんですか?」
おじさんはまたこれだから若いもんはと言いたげな顔をした。
「だからこの世界は感情を買うって言っただろ、だから人によって持っている感情の数、持ってる感情が違うんだ」
「はい、、」
だーめだ、わからん
「これだから若いもんは」
はい2回目、その言葉は2回目だからな。
「あ〜もう説明が面倒くさい、いいか少年最後に一つだけ聞け」
説明してくれよ。
「はい?どうぞ」
「その2人を死ぬ気で守りたいならこれだけは覚えておけ」
だから何が言いたいんだ。
「感情を消せ」
電車はトンネルに入った。
そのおかげで周りが見えなくなるぐらい暗くなった。
暗闇の間に老親は何か言っていた。
「いやちょっとまて、そういえば何でお前ら転移と転生でわかr」
そしてトンネルを抜けると老人はいなくなっていた。
何なんだあの人。
(老人目線)
本当にこれだから最近の若いもんはっというかお金もらってけばよかった、、、お金持ってなくて最近何も食べてないんだよ