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僕の過去

4話目かな?

取りあえず見てくれてありがとうございます!

〜学校の階段〜 ((みなと)目線)

階段を降りている少しの時間に僕は昔のことを思い出していた。


〜小学生〜 (小学生の頃の(みなと)目線)

俺は親がよく海外に行っていて、いつも家にいなかった。

週に1回おじさんが来て色々ご飯とかを置いて家に帰っていく。

だからいつも家に一人だった。

次第に自分のことが嫌い、大嫌いになっていた。

でも俺には自分で言うのにはちょっと気が引けるが自分には才能があった演技の才能だ。

だから小学校では友達もいたし、それなりに上手くやっていた。

そうして何ヶ月か立つと転校生が来た。

それが翔太(しょうた)だ。

最初は翔太(しょうた)と俺は接点が何もなかった。

俺も始め見たときはイケメンだなと思うぐらいでそれ以外は正直いって特に何も思わなかった。

転校生は最初来たときは女子や男子からチヤホヤされていたが暫く経つと1人で過ごしている姿が多く見られた。

それでも何も思わずに過ごしていたが俺はずっとYESマンを演じでいたので少しパシられることが多くなってきた。

でもそれでも俺は正直何も思わなかった。

こいつらはパシるのがうまいため、人にバレないようにパシってくれてそのおかげで俺が所属しているグループは1軍の仲良しグループとなっていた。

でも、そんなある日いつもみたいに水を買ってこいと言われた。

少し違ったのは体育館裏に持ってこいって指示だった。

表向きには「しょうがないな〜w」と何も思ってないみたいに言って水を買いに行った。

持っていってる途中何かされるなっという事はわかってるが別にもうどうでもいいと思った。

だってもう放課後だし誰かに見られることはないし、問題ないっしょ。

そんな事を考えながら歩いていたらついてしまった。

「買ってきたよ〜、ごめんごめん遅れちゃって」

そう言って水を渡す。

そうするとバッシャっという音とともに髪や服が濡れた。

まぁ〜そうだよね。

今の俺なら次に言うセリフだって当てれる。

「あ〜手が滑っちゃった。」

ほらね。

俺は後ろで手を組みながら応えた。

「あはは、誰でもミスってあるからね、まぁ〜しょうがないよ」

でも今日はこのおかげですぐに帰れるからいっか。

「流石にこんな状態じゃ、帰りにどっか寄ったりできないから帰るね」

といって俺はできるだけ人に見られない道を通って走って帰った。

帰って一人になっても別に泣き出したりせず、ただ単に服を着替えたり晩ごはんを作ったりそんな事をしていた。

わかってはいたがそっから、さらにいじめはヒートアップしていった。

ある日は同じように水をかけられたり、暴言を吐かれたり、ハブられたり、ご飯をだめにさせられたり、ものをだめにさせられたり、お金を取られたり、無視されたり、殴られたり、蹴られたり色々あった。

それでも良かったことが1つあった。

その1つというのは周りに絶対にばれないようにやってくれたことだ。

そのおかげでグループの地位や俺の名誉は落ちることはなかった。

僕も全然辛くなかったから、毎日毎日ずっといじめられてた。

おじさんも気づかなかったから、俺からばれる事は無いと確信していた。

別に不登校になったりはしなかった。

流石におじさんが気づくと思ったからだ。

ご飯とかを置いて帰るだけのおじさんだけどいつも少しだけ置いていってくれているお金とかはおじさんの自腹らしいし、ご飯を置いていってくれる日は必ず起きたら家事が全部終わっている、口数が少ないおじさんだけどとってもいい人だ。

だからできるだけ心配はかけたくなかった。

このいじめの日々が続きしばらく立った頃、急に上滝(かみだ)君の家に呼ばれた。

やばいなとは思っていたが断ることもできずに家に行った。

入ってみると親はいなかった、今は僕含めて4人で上滝(かみだ)君の家に行っていた。


僕は自分の家に帰った頃、自分はボロボロの状態になっていた、体の全身が痛くて切り傷がある。

そんな状態だった。

でも痛いとかそんな事を思う前に早く寝たいという感情のほうが上だった。

取り敢えず体を洗おうと思い風呂に入った。

風呂に大きな鏡がある。

鏡を見ているのが自分なら鏡にも自分の姿が映る。

それは絶対だ。

だからこそびっくりした。

鏡に映っているのは体がボロボロなのに笑っている少年だった。

なんでこいつは笑ってるんだ。

次の日いつも通り学校があっていつも通りに過ごした。

体が傷んだりはしたがそんな事はどうでもいい、本当にどうでも良かった。

今日は用事があるとかなんとかですぐに家に帰らしてくれた。

そういえば8時から雨が降るらしい片付けが面倒だろうからそれぐらいの時間に行こうかな。

天気予報通りしっかりと雨が降った。

計画通り8時くらいに家を出た。

俺は傘を持たずに向かった。

こっちの裏口に鍵がかかってないのはどうかと思うけど今は助かるな。

俺はゆっくり階段を上がった。

俺は学校の屋上に来ていた。

もうどうでもいい。

(湊目線)

そういえばさ!さっき翔太君の後ろ姿を見たんだけどかっこいいのー!ていうかさ翔太くん右耳にピヤス開けてるの!あれこそクールって感じだよね!

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