不審者ニート
15話でーす。
はいこれで30000文字です。
〜ハローワーク〜 (先生目線)
あいつ等本当に大丈夫かな?
やべ〜、やっぱり俺もついてくべきだったかな〜。
そういえばなんで俺がハローワークなんかに来ているかを説明しないといけないよな。
簡単に理由をいうと俺がアニメオタクだからだ。
いや、ほらなんか転生物って最初に情報を求めて冒険者ギルドに行くじゃん?
それをしたかったんだけどさ、本当にこの世界が日本に似ていてそんな物なかったんだよ。
ちゃんとマップで確かめてそれでもなかったからもうしょうがないね。
てか、ハローワークに始めてきたけどこんな感じなんだな。
まずは誰かと話すんだと思っていたけど正しくはまずは自分で仕事を見つけないといけないらしい。
まぁまぁ人がいるから何かを聞くには持って来いだな。
俺は椅子に座っている一人のおじさんに話しかけようと思った。
電車で話した人とは違ってスリムな人だな。
話しかけようとしている人はまさにダンディーという言葉が似合うような、そんな人だった。
どうせなにかお金とかを要求してくると思ってお金はしっかり持ってきているしなんとかなるだろ。
そう思い俺はおじさんの向かい側に座った。
「あの聞きたいことがあるんですが、、、あっお金だったら払います。だからその、、、」
そういうとおじさんはこっちを向いて俺の言葉に応えた。
「あの、、、わしじゃ」
いや本当に誰?
「はい?」
俺はついそう聞き返してしまった。
「だからわしじゃ」
多分これは駅員よりやばいタイプなんだろう、一回ここを出てこの人がいなくなったらまた情報集めにここにこよう。
「あっすいません、間違えました」
「何がじゃ、だからわしじゃって」
俺は心配になりこの人を病院に誘ったのだが「大丈夫じゃ!」と言っ断れてしまった。
ではと言って立ち去ろうとするとおじさんが一番大きな声で言った。
「だからわしじゃって、電車であったわし!」
「えっあのおじいさん?」
俺はものすごくびっくりした。
だって本当に見た目が違うんだもん。
俺はおじさんの見た目を上から下までじっくり見ているとおじさん?いや違うか老人のお腹がなった。
「すまん、3日も何も食べてないので何か奢ってくれませんか?」
「はぁー」
俺は大きなため息をついた。
〜近くのファミレス〜
「おいコラ、じじい今度600円返せよ」
「急に口調が変わったな」
クソジジイ目俺だってお金ないのに。
そう思っているとジジイが口を拭いたあとこっちを向いて言ってきた。
「では君が聞きたいことについて答えた上げよう」
当たり前だろゴラ
「当たり前だろゴラ」
「お主それ心の声が漏れてないか?」
「あはは、はっはそんな事ないですよ」
「お主、目が笑ってないぞ」
そりゃそうだ。
俺はもう一度「はぁー」っとため息を付いた。
取りあえず早く聞かないとな。
「この世界の常識?というかルールについて聞きたい」
俺は老人に向かってそう言うと老人は帽子を脱いで真剣に語った。
「それは、、、」
〜先生の家〜 (湊目線)
先生に4時には図書館を出て家で待っていろと言われて家についたのだがもう先生が先に帰っていたので机を中心に皆で話し合いになった。
「まずは俺等から話す」
隣を見ると翔太君がそう言っていた。
まぁいっか。
「俺等は王様について調べたんだ、そうしたら気になる記事を見つけた」
そう翔太君が話したのでそれと同時に王様の写真を出した。
図書館で印刷してきたやつだ。
「この人が王様?」
先生は真剣に聞いてくれてる。
僕も少しは話さないとな。
「そうですこの人がこの世界の王様?、いや姫様の伊藤紬伊藤紬と言うそうです。この人は少し面白い噂がありまして」
「その噂というのはですね」
僕は言いたかった所取られた。
「曲を作っているんです」
「え?」
そうだよね、わかるよそうなるよね。
「先生は気づきませんでしたか?この世界には効果音的な音楽はあるんですけど曲がないんです。というかまず曲の作り方というか曲という概念がないんです」
「なるほどな」
先生は机に腕を置き、斜め下を見て考え始めた。
先生話しはこっからですよ。
「それでですね、先生僕らがこの世界に飛んできたのってカセットテープで曲をかけたのが原因じゃないですか、だから王様というかこの世界のトップになって曲を作れば元の世界に帰れるんじゃないかと思いまして」
そういうと先生はニヤニヤして喋りだした。
「確かにね。ありがとうすごく貴重な話を。でも俺の話も同じぐらい貴重だよ」
そう言って先生も話を始めた。
「この世界は感情をお金で買うって言ったじゃん?まずそのルールというか規則があって年齢によって買う感情が決まっているちなみにその規則は16歳まである、まぁお前らはそもそも沢山の感情を持っているんだからそれはあんまり気にしなくてもいい、そして感情は買うことができるんだから売ることもできるそしてさらに捨てることもできるんだけど、、、感情と思い出は結ぶつくから売ったり捨てたりすると思い出も一緒に消えちゃうらしいよ」
「感情を捨てることできる、、ね」
翔太君がなにか言っていたが小さすぎて聞き取れなかった。
先生の話を色々聞いて頭がもうパンパンだ、でも僕らが聞きたいことはまだ聞いていない。
そう思っていると先生はもっとニヤニヤしていった。
「そうだね、まだ君たちが聞きたい事を言おっか、流石に。この世界で王様になるにはだよね、それはまずこの日本で王様になることなんだ、それから人気を集めて選挙に勝つ、ただそれだけです」
そう言って先生は机を両手でパンっと叩いた。
「いやあの、じゃあまずは日本で王様になるにはどうすればいいんですか?
さすが翔太君いつでも冷静だね。
「それは案外簡単でこの日本でも人気を集めて貴族会議でこの国の王を決めてその後に国の人達に賛成意見を取ってこの国の王って認められるらしい、、、?」
なんでそこ曖昧なんだろうか?
「じゃあまずはこの国の王にならないといけないんですね」
そう言うと先生はニコッと笑い頷いた。
「なるぞー!この国の王に!」
先生が急に立って手を上げいていった。
僕らもそれに続いて手を上げていった。
「おー」「おー」
この世界に来てからの僕らの物語が今やっと始まった気がする。
(先生目線)
そういえば転生か転移かをまだ決めてなーい、まぁこれはあいつ等と一緒に決めればいっか、翔太とかにどうでもいいとか言われそうだけど絶対決めるもんね!




