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先生の名字

10話目です。

ハイお願いしまーす!

〜電車の中〜 (先生目線)

おじさんが座っていた場所には3つの宝石がおいてあった。

わかってるよ、うん、いけないってわかっているんだけど俺はその宝石をポッケに入れた。

ありがとうおじさん。

{神田駅、神田駅}

ついた、ここで降りないといけない。

俺は小さいみなと翔太しょうたを持って電車を降りた。

日本と瓜二つだが地球と違う場所と言われ不安が1つだけある。

俺の家は存在しているのかだ。

確かにスマホや財布はあった。

だからこそ今何を失っていて何を持っているのかが検討もつかずどんどん心配になってくる。

俺はホームを歩きながらそんな事を考えている。

こいつ等だけは守ってやらないと。

ホームを出ても家まではもう少しかかるので地図がほしいと思った。

だって引っ越して3日目だったんだもん。

スマホの電気がなくなった場合直ぐに充電できる環境に行けるのかがわからなかった。

そのため地図がほしいと思った。

でも見渡しても地図はない。

「これはもう駅員に聞くしかないな」

地図はみつからないのに駅員はすぐに見つかった。

早く聞いて早く帰ろう。

もう腕が限界だ。

俺は駅員の方にかけていった。

そして聞いた。

「すいません、地図ってどこに置いてありますか?」

すると駅員はえっと言う顔をしてこう応えた。

「あの、それは言わないといけないことですか?」

純粋な顔でそう言われた。

俺はびっくりして、その場から逃げ出すように走って出口を出た。

「はぁはぁはぁ」

俺は少し過呼吸になりとっさにしゃがんだ。

「落ち着け、落ち着くんだ」

そうやって自分に声をかけ過呼吸を止めた。

「大丈夫、大丈夫、大丈夫!」

そう言い勢い良く立ち上がった。

なんでこんな事で過呼吸になったのかの検討はついている。

でも今は思い出したくないためなかったことにしよう。

後は家の軒だがきっと大丈夫な気がしてきた。

俺だってはしくれだけど国語のというか勉強を教える身だ。

きっと覚えは早い方だ。

大丈夫きっとたどり着ける。

俺はゆっくり道を歩いた。

さっきはなかった事にしたのに結局さっきの事を思い出してしまっていた。

なんであんなに人の事が考えられないんだ。

あの老人が言っていたけど嘘をつけないって人のことを考えられないって言う意味なのか。

怖い怖い、いや本当に怖い。

こいつ等はこの世界で、こんな世界で生きていけるのか?

落ち着け〜、やばいな、心が不安でいっぱいになりそうだ。

そんな事を考えているとすぐに家についた。

人間って負の感情を考えている方が違う意味で心が安定するよな。

まず俺は家の標識の名前を見た。

そこには笠原(かさはら)と書かれていた。

俺の家だと思いほっとした。

後は鍵が使えるだろうか。

俺は手をうまく使い財布に入っている鍵を取り出し、家の鍵穴に指した。

ガチャ。

そんな音が俺の耳に入った。

「開いた」

俺は家の中に入り取り敢えず一番奥の部屋の中にあるベットの上に翔太(しょうた)(みなと)を丁寧に置いた。

「腕が痛いです」

俺は自分の心の声を一人のときは口に出すタイプだった。

死にたいときは死にたいと駅前で叫ぶこともあった。

「ダメだ、負の感情が高まって細胞が崩壊する」

疲れると言葉の意味がどんどん失われていくのも特徴的だ。

俺も風呂に入らないとフラフラな体でお風呂場まで向かう。

まぁ結局たどり付くことができずに途中で倒れて寝てしまった。


(みなと)目線)

起きると翔太しょうた君の隣で寝ていた。

まさかと思い自分の体を確認すると小さくなってることを思い出すだけだった。

そんなわけないか。

じゃあこの知らない場所は先生の家か。

僕はただのベットが少し高いと思った。

ちょっと怖いがそのベットから降りると下には中学生の国語に関するプリントがおいてあった。

勉強熱心だな。

僕は取りあえず風呂に入ろうと思いお風呂まで歩いていった。

3mぐらいなのに5分もかかって脱衣所につくまでにはもうはぁはぁ言っている。

僕ってこんなに体力なかったっけ?

多分なれない体のせいだと思うけど、、、。

服を脱ぎお風呂に入るとびっくりしたのは体の傷がそのままキレイに残っていた事だ。

僕はお風呂の正面にある鏡に手を置き自分のお腹らへんをよく見た。

「傷がそのまんま、小さくするなら傷も消してくれればいいのに」

これも翔太(しょうた)君に隠しているつもりのことだ。

まぁ僕の体を見なくてももう気づいてそうだしな。

「やっぱりもう翔太(しょうた)君とはお風呂に入れなさそうだな」

そう思いそもそも鏡を見るのは得意ではかなったので見るのをやめすぐに体を洗ってすぐにお風呂を出た。

タオルは底にあったものを手に取り服はブカブカだがさっきまで自分が来ていた服を着た。

「ふ〜、さっぱりさっぱり」

僕は取りあえず、何が起こったのかを確認したかったが先生も起きないので取りあえず一番奥の部屋に引っ張って体が寒くならないようにプリントで埋めておいた。

3歳の体でできるのはそれぐらいだと思う。

僕はテレビを付けた。

ニュースを開くと聞いたことないニュースばっかりだった。

びっくりしたのは自殺のニュースが一番多いことだ。

今日見ているだけで5件目だ。

たったの10分しか見ていないのにだよ。

一体この世界は何なんだろう。

皆で生きていけるようなそんな世界なのか?

僕はふと足元で踏んでいるプリントを見た。

そこには一つの書き込みがしてあった。


「何を考えている?」


そこにはそう書いてあった。

(先生目線)

この宝石めっちゃピカピカしててしかも光を反射するからもう見たくないんだよね。俺のポケットから出すことはもうないかもしれない

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