妖怪伝~物語が始まる前に~
皆さんは妖怪の存在を知っていますよね?
のっぺらぼうだったり九尾のキツネだったり、はたまたトイレの花子さんだったり・・・
古来日本には沢山の妖怪が居ます。外国にもゴースト、幽霊の存在がありますね。
僵屍だったり、ポルターガイスト現象の様に形の無い姿をしていたり、はたまた吸血鬼だって幽霊の一種かもしれません。
近年は創作物でも妖怪は書かれていますね、可愛い姿をした女の子からカッコイイヒーローみたいな妖怪まで色々な妖怪や幽霊が書かれています。
さて此処で皆さんに少し考えてもらいましょう、ありきたりでしょうが妖怪や幽霊はいるかと聞かれてどうお考えになりますか?
居ると答える人と居ないと答える人は別れるでしょう、私は居ると考える方です。
ただし、私の考える妖怪や幽霊は人のイメージによるものが強いという考えの元に現れると考えます。
人はイメージを形にすることが出来ます、それが物であれ表情であれ行動であれ・・・
ならそのイメージを使って生まれるのが妖怪なら・・・・妖怪は知らないうちにどんどん生まれています。
ここの場を借りて言いましょう。
妖怪は居ます。
いい妖怪はきっと、献身的な心や、優しい心から生まれるのでしょう、しかし・・・
悪い妖怪は皆さんが何時も抱える心の闇と、負の感情と、ほんの少しの傲慢な心の中に生まれます。
皆さんが気がつかない時にイメージとして生まれ、綺麗なふりをして、皆さんを闇に引きずり込みます。
コレを読んでいる貴方も、もしかして心に妖怪を住まわせているのかもしれませんよ?
しかし、皆さんを助けてくれるヒーローだって生まれているのかもしれません。
そしてそれは一体どういう妖怪で、どう言った心の持ち主が生んだのか・・・
それは誰にも分からない