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Cosmos Endless World Online ~最凶PKは平和主義~  作者: 妖哨音/華月
始まりと嘘
16/18

統一■■神

はい、先月の今頃には病気にかかっていました。すみません……。


加筆修正の文字数はそれぞれです。1番、メイキングが増えました。


かなり、状況を変えています。2人目の情報を、現時点で未だに視点は出すつもりはありませんが、出しました。


相当病んでます。

 こうやっているのも久しぶりじゃ。最近は色々あったからの。1番は、2人の喧嘩ごとに巻き込まれた異世界の者が迷惑を被っておるのじゃが。正直、薄気味の悪い魔族らのことも念頭にいれなければならんということはう不愉快じゃ。大抵の魔族は真面な奴らだし、会話していて楽しいのじゃが、彼奴らだけはダメじゃ。儂の立場も考えもんじゃなぁ。



『「僕も大概か。笑えないのは物理的にも精神的にもだけれど、笑えたとしても、今は笑えそうにないや」』


『「魔人の反応があったとは思ったが、紫苑か。元気にしてたのか?」

「えぇ、■■■■様の濃い気配を察知したのでここに参りました。かなりお怒りの様子ですが、何が原因で?お答えにより、我々のとる行動がかなり変わりますし」

「一言で言うと、人紛いのせいだ。フィーアとの記憶を抜かれていた玲夜の記憶が蘇った。それと同時に指示をされて記憶を抜かれたと推測した玲夜が怒り狂っている。今からは、人紛いを全て探し出せってさ」

「ふぅん?人紛いの皆殺しではなかったのですか。皆殺しになってもおかしくないことを人紛い共はしましたのに。■■■■様の御慈悲は寛大すぎますね。さっさと殺して、苦しめてあげることが良識の内だと思うのですが」

「それを、俺に言うのは意地が悪いな。まぁ、流石に今のトップは馬鹿な事は言わねぇと思うけどよ?理不尽な要求ばかり言う前回のトップは触手がうじゃうじゃいるポー二の里に捨ててきたからな」

「捨てる以外の選択肢はなかったのですか…………。いえ、まぁ普通でしょうが触手はちょっと違うと思いますが?」

「良いんだって、彼奴の自業自得だから。快楽人形にでもなっとけばいいんだよ、彼奴は。彼奴がどうなろうが知ったことではないし」』



ープツンー



そう動くわけかね、久々に面白い事をしようとしておるのう。リリの覚醒はまだまだだろうに、それには合わせないのじゃな?それなら、儂は協力しないわい。フィナも特には動かぬだろうし。動くのは、フィナの従魔だけで構わぬよ。紫苑にとっては、今回の件に思う所があったというのが大きいのじゃろうし。


紫苑が動くだけでもかなり局面は変わるからのぅ。これ以上変化をつけるのは、彼奴らが可哀想になるわい。特に、紫苑は人紛いが大嫌いだからの。フィアノクと桜荼の事は大丈夫じゃが。椰永陸翔はout(論外)の範疇っぽいのじゃが、選り好みが激しいのはどうにかしてほしい問題じゃ。


果てさて、娘らがどうなってるのか見ようかの?



ーザザッー



『「不用意に女子に話しかけていると、変に思われるぞ?それに、同じ事をわざわざ別の人に然程時間を置かずに尋ねるのは、答えてくれた人に不義理だ。同じ男子に聞けばいいし、男子の方が席も近いだろ。そういう事をするのは気持ち悪いって思われてるぞ?」

「記憶力悪いんよ〜。あと、気持ち悪いって言ったけど、■■さんも気持ち悪いと思う!」

「僕の事を気持ち悪いて言ったけどさぁ、僕はみんなに嫌われるように行動してんの。だから、遠回しに嫌いだって言ってくれてありがとう。僕のしている行動が無駄じゃないって思えるからさ?」

「えぇ⁉︎でも、人の事ばっかり言うのはどうなんよ」

「人が何かを言っているのを聞いて1つも信じられねぇの‼︎お気楽そうにして、そうやってのらりくらりとしていてもなんとかなっているやつに何が分かるんだよ?」』


相変わらず、か……。彼奴が逃げてから、すっかり人間不信になってるのぅ、娘は。まぁ、人間どもを信用しても利益はねぇから良いけどの。【■■神(デミウルゴス)権能(オーソリティ)月詠曼珠沙華(つくよみひがんばな)】2人のすれ違いをなんとかしたいのじゃが、場を用意する手伝いというくらいの事すらもできないかの。言われた時、もう少しフィナの心が広ければ、また未来は変わっていたのじゃろうな。フィナの気は元々とか言い始める始末だしのぅ。


『「全員大嫌い、みんないなくなっちゃえばいいのに。そして、僕も簡単に死ぬことができたのならば、どれだけ僕は楽になれるのだろう?こんなどうでもいいような腐り切った世の中なんて滅んでしまっても構わないのに。その筈なのに、彼奴だけは生きて欲しいだなんて身勝手だな。嫌いになろうとしたのに、嫌いになれず大好きなまま、とか。知られたら馬鹿にされるだろうな。僕の事なんか、俺の事なんか、どうでもいいみたいだったしな」』


『「そーいや、結構綺麗な子が学園見学でいたわ」

「お前の言うその価値観はズレていると思うぞ?中身が綺麗ってわけではないだろう?」

「えぇ、でもほんと滅茶苦茶綺麗だし可愛い子だったからさ」

「そこまでお前がいう様な奴がいるんだな。欠点探ししかしねぇだろ」

「いや、なんかさぁ?時折此奴からも感じるよく分かんねー、オーラみたいなもん?振り撒いていてたしさ」

「人間離れした感じか。確かに此奴なんか同じ人間に思えねぇよな」

「ボソッ(此奴らはまだ俺が人間だと思ってんのかよ……。まぁ魔族も神族も半神族についても信じていないような人紛い共だからな)」』


苦労はしておるみたいよの。見た順番はバラバラじゃがのぅ、やはりすれ違う意味がよく分からんわい。コミュニケーション不足としか言いようがないからのう?話し合いの場を設けるという意味でも、VRMMOジャンルに手を出したのじゃが、全然儂の苦労が報われぬし。お二人さんや、進展しなさすぎじゃないのかね?


むぅ、リリの方はまだ分かるが………………ここまでフィナが奥手だとは思わなんだ。もう、かなりずっと暴走状態であるのにのぅ?暴走しているのに、アンバランスに制御している状態じゃと、何かを傷つけてしまう事を極度に恐れる、と先代の統一邪神に聞いてはおったが……それ以前の話じゃな。

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