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神との邂逅とスキルと説明回

『 遊汰さん?ゆーうーたーさーん?』


「ハッ!制服ニーソのケモ耳美少女双子設定の巨乳お姉さんが呼んでいる。ここにいます!」


『 …欲望のクセが強い方ですね』


「ってブスじゃん帰れシッシッ(この前のブス神じゃん、今度は好きだったアイドルの推しの子に変身してくれい!)」



『ムカッ!これでどうかしら? 』


ポンッっ音がして振り向くとそこには初恋の人が大人にっ…てこのクダり使ったから!


「とりあえず、御御足を舐めても?」


『 残念ながら実体ではないのでごめんなさい。

お久しぶりですね

今日は進路でお悩みかと思い天啓を授けに来ました』


「天啓なら、もう天啓の儀で頂きましたよ。

それと今も心読めるんなら察してくださいよ?

もう話すの面倒なんだよね」


『こちらは楽しいですよ。

それと天啓とはステータスではなく

私からの啓示の事ですので別物です 』


「へぇ、今回は読めないのか。じゃあ付き合ってもいいよ」


『 …どこかで思考を変えて試したのですね?』


「まぁ最初にね推しのアイドルに変身を頼んだんですけどね。

声に出せば良かったかな?」


『 いえ、結構ですよ。それよりも、そろそろ本気出されては?

前世でも怠慢に過ごしていましたよね?』


「いや、なにを期待してんのか分からないけど

俺は早くチートしたくてウズウズしてるよ?

なのに説明無しに放置したのそっちじゃん?

そのほうが面白いと思った?」


『いえ、そんな事はありませんよ規定事項がありますので

話せなかっただけです。

今回はサービスで色々と質問を受け付けようかと思いまして。 』


「ふーんじゃあ早速だけどさ、

今回の質問の答えは嘘を含む?もしくは真実を話さない?」


『 今回"は"虚偽はありません』


「じゃあステータスを詳しく教えてよ。

あんたらの目的は正直興味無いし、

知りすぎは怪我の元なるからね(胸に顔をうずめたい)」


『 いいでしょう。その代わりですが

こちらの要望や質問に全部ではなくて構いませんので

譲歩して頂けませんか?』


「随分と曖昧だね?まぁいーよ対価がある分信用できるよ

(ああ足触りたい)」


『 え、ええ(・・・ゾワッなんか悪寒がするわね)

では、早速ですがステータスの特性とは……………………という事です。次に特異ですが……………………………………………………………で、天啓が____________』



あーえーっと、この神様の話が長かったので

一覧にまとめる事にしたよ。コミュ障はこれだから困る。



-----------------------


特性・・・その人物の優れている分野

大抵が○○特化となっている。



特異・・・先天的な体質や性質

異能の力とも呼ばれ稀有な能力



スキル・・・有名なものから固有のものまであり解明はすすんでいない。

後天的にも顕現するが取得しているほうが少ない。



天啓・・・良くも悪くもその時代で名を馳せる者に与えられる象徴



-----------------------



さーらーに俺のステータスに反映してまとめると?

ジャンッ!



-----------------------



思考特化・・・最適解をだせる。

個人の能力や知識量により思考の速さや解の

バリエーションなども増加する。



神憑き・・・先天的な体質で神に取り憑かれている。

神の新兵。神の器。神の玩具。



アンノウン・・・木更津遊汰の固有スキル



運命分岐・・・その選択が世界を変える



-----------------------




「なぁ大事な所省略しすぎじゃね?

まずスキル不明って話が違うよな?ん?

あと神憑きって絶対お前の事じゃん除霊して!!」


ギャースカギャースカ子供に負けないくらいに

騒いでいると、元ブスで今は足がエロい神様が

無理して足をクネクネしながら(あっパンツ見えそうパンツ!)向日葵のような明るい可愛らしい笑顔で


『アンノウンはアレですね!そう手違いでテヘッ 』


「許す(見えそうで見えない!完璧)」


『 神憑きはですね、私達の所で転生した者達には

必ず顕現するので気にしなくて良いです。

陰陽師や、巫女に顕現しやすいですね』


「そっか、まぁデメリットじゃなきゃいいよ

(私達の所?転生できるのは神以外にもいる?)」


『スキルですがサイコロを拾いませんでしたか?

それと関係していますので使ってみて下さい。

気に入りますし使えば効果はステータスに出ますので』


「わかったよ、それでそっちの質問?お願い?はなに」


どうせスキルについては使うつもりでいたから

効力さえ分かれば問題ない。

それより今はコイツに喋らせて少しでも情報を得るのが先決だ。前みたいに心を読まれない内に。


『前世の事で、なぜ高校首席で推薦や奨学金制度もある中

進学もせず就職もせずにフリーターへ? 』


「大学受験では俺の推薦状だけ間違えて作成されて試験すらうけれなかった。

就職の面接では面接日時の変更が俺の所にだけ届かず終わっていた。

まぁ運が悪くてね昔から」



『 では、なぜ転生したのに今までなにもせずに?

普通なら魔力の増やし方を調べたり勉強し

現世の文明を使い攻略するなど

異世界ならではの楽しみ方があるのでは?』


「それも運がないから色々諦めてるの。察して」


『ふふふスキルを使ってください。

キミはスキルを使えば無敵ですよ?

そして、楽しませて下さい私を。私達八百万の神々を』


「いや、まぁチートハーレムはやりたいけどさぁ……………

胡散臭いんだよなぁ

(スキルを使わせるのがコイツの目的か、その先にあるのか)」



『では、時間ですので良き1日を』


「あっ、最後に1つ真面目な話なんですけど____








パンツ何色ですか?」


『……… 』


静寂が空間を支配し

まるで久しぶりの賢者タイムを味わってるような感覚に

懐かしみを覚えながら

数秒ハッと、閃いた神様はスカートの先に手を伸ばした。




『 何色でしたか?』


イタズラっ子が顔を覗かせてそう問いかけた。





んーーーーーーー無理。尊い。しんどい!








さて、神去ってまた一難

スキルなんだけどやり方聞いてなかったわ。

まぁ唱えれば出来るのがテンプレだし

習うより慣れろの精神でいってみるか。せーのっ!


「"アンノウン"」


……………



「アーンノウン?」「アウンーノウーン」

「あんのウン!」「ァンノヴン」


あっゲシュタルト崩壊してきた気持ち悪いオエッ。

さて、いいモノ(パンツ)見れたし寝るか。


「おい」


まーたあの古時計だよ。

あいつ構ってちゃんなの?ヤンデレ化しないでよ?

俺ロリコンでシスコンでマザコンだから

物質系には興味無いから。


「おいこっちだ」


「わかってるよ、どしたん?失恋した?」


「コレを使え」


と言って出してきたのは、サイコロ

いやー忘れてた言ってたわサイコロ使えって。


「貴様、次はなくすなよ」


あっすいませーん。。。

いや、実は紛失してて遺失届け出そうかなと思ったけど

ここ異世界じゃん?

キツい目のちょっと短めスカートの婦警さんとかいないじゃん?いや、現実もいないけどさ。


「ありがとうね。これでスキル使えるよ

ところでさ、君は神なのかな?」


「いちおうな・・・名前は無いが」


「ふーんそっか。じゃあ君の名前はクロノスね」


そう言った瞬間部屋の中央にある古時計は光り輝きながら


「バカ!それはダメだ!クソッ」


そして小さくなりカランと落ちた。



「え?懐中時計?なんで?」


「……(これも、悪戯か運命か)

さぁ我が主よもう一度名を呼んでくれ」


大きな古時計から懐中時計に変身した物質系が

仲間になりたそうにこちらを見ている。

仲間にしますか?


▶はい

 いいえ


クロノスは仲間になった!



「クロノスーたくさん聞きたいことあるんだけど」


「時が来たら話す」


「さようですか。

じゃあ取り敢えずスキルやるかー」


(だいたいアタリはつくけど、出来れば関係性だけでも知りたかったなぁ。。

意味が分からないのは名無しの存在だな、、、この世界での神の立ち位置もその内調べるか)

俺はやる事リストに追加し気を取り直してサイコロを転がしてみた。


「"アンノウン"」


「賽の目スキルを獲得」


ん?スキル獲得?発動したんじゃなくて?

ステータス見るのはどうするんだ?

大事な事全部聞いてなかったな。反省。


「主よ、ステータスオープンと発声しその後は念じるだけで見れるようになる」


「ありがとう、クロノス。

もしかして質問には答えないけど疑問には答えてくれるのかな?」


「いや、全てにおいて解答権はこちらにある。

過度な期待は無駄なだけだ」


「なるほどね(ナビゲーターか監視か迷うな)

まぁ長い付き合いになりそうだし宜しく


気を取り直して1.2.3ので


「"ステータスオープン"」




───────────────────


木更津 遊汰


Lv0


無職童貞


HP 100/100

MP 200/200


物理 10

魔法 10

防御 10


AGI 15

LUK 1000



特性 思考特化



特異 神憑きSTAGE1



スキル アンノウンLv2

賽の目



天啓 運命分岐



────────────────────




うわぁ……無職童貞はえぐいよ神様。

それにAGIは素早さLUKは幸運値だよな?

なんで英語表記?他と比べて高いのなんで?

え?スキルLv上がってるし、特異はSTAGE2って謎すぎるだろ。。。

賽の目スキルはえーと……どうやってみんの?


「主よ、念じて見れば詳細がでるぞ」


「ああ、ありがとう思考読めるのクロノス?」


「顔に出ている」


「さいですか(目がどこにあんだよお前)」


と、懐中時計の長針を訝しげに見ながら詳細と念じてみると


------------------------------

―賽の目―Lv0

偶数か奇数を決めて2つのダイスをふる

成功時パラメータ増幅+ランダム恩恵

失敗時パラメータ減衰+ランダム異常

------------------------------



50パーセントで天国と地獄の切符を買うわけか。

あの神の言う通りってのが癪に触るが

確かに言うだけあって面白い。

だけどさぁこれチート?

ねぇチートってゲームバランスぶっ壊れてるやつ。

これ微妙に現実的なんだけど!運営!ちょっと話ちがうよー。





凛と呼ばれている神「あれ、私パンツはいてたっけ?/////」



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