表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
夢シリーズ 繰り返される異世界転生 繰り返される妄想【未完の妄想】  作者: あつし
月曜日の英雄 『依頼成功率100%の冒険者』
5/18





(これが宝箱か 当たりが出ますように)


宝箱を開けると中に


(えっ 50エン?)


お金が入っていた


手に持つとお金は消えて ステータス画面に50エンを手に入れたとメッセージ出て 所持金が増えた


(はぁ~ 苦労してここまで来たのに 50エンは無いよな~)


俺は何度も死にながら ロードを繰り返し ここまで来たのだ


それなのに 50エン


俺がため息をつきながら 来た道を引き返そうとすると


(あ~ 死んだ)


G級オークが3匹現れ


・・・


俺は宿に


・・・








俺は村を出て 北に進む


(え~っと ここは 右側を歩いて 真っ直ぐに進めばいいんだよね そして ここから 左を歩けば ・・・)


俺は魔物に遭遇することなく ダンジョンへと向かう


・・・



村から北に1時間ほど進むと 立て札が


この先 ドリムのダンジョン と書かれた立て札が立っている


立て札から 20メートルくらい進むと


草むらの中に ポツンと 地下へと下りる階段が見える


この階段を下りるとダンジョンに行けるのだ


ダンジョンの中は洞窟のような迷宮だが


なぜか 明るい 


どこにも灯りは無いのだが


光ゴケのようなファンタジー生物なども何もない


とにかく 明るいのだ


・・・


(え~っと ここを右だな ・・・ ここは真っ直ぐで え~っと ここから右に進んでも 50エンの宝箱しかないから ・・・)


・・・




俺は何度も死にながら ダンジョンを進んでいく


(おおっ あった 今度こそ)


宝箱を開けると


(おおっ 当たりだ 当たり 武器が出るなんて運がいい)


鑑定すると 木剣と表示された


(あれっ 木の剣に色を塗っているだけなのか)


木剣は黒い塗装がされていて 強そうに見えたのだが ・・・


・・・



何度か やり直しながら 村まで 木剣を持ち帰ることに成功する


そして 武具屋で値段を聞いてみることにした


「ほう これは ラドムの剣だな 武器の値段としては1万エン 売ってくれるなら5千エンで買取ることが出来るぞ まあ これをラドムの両親に持っていけば 高く買ってくれるかもな」


この村に住んでいた冒険者 ラドムが使っていた木剣だのだと


しかし ダンジョンから 戻って来なかったと


・・・


ダンジョンで死ぬと冒険者の持ち物が なぜか宝箱の中から見つかることがあるそうだ


・・・


俺は教えてもらった ラドムさんの実家へと


・・・


両親が出て来て 泣きながら 感謝をしてくれた


お礼だと言って 木剣は5万エンで買い取ってくれると


・・・


(おおっ いいのか いや さすがに悪いような)


俺は首を振り これはお返ししますと お金は結構ですと


・・・


俺が立ち去ろうとすると


ラドムさんの父親が走ってきて


「冒険者様 これを お持ちください 息子にプレゼントしようと思っていた 鉄の鎧と盾です 冒険者様が使ってくれるなら きっと 息子も喜んでくれるでしょう 一緒に旅をさせてください」


(おおっ いいのか)


俺は父親に何度もお礼を言って 受け取ることにした


・・・


次の日 俺はダンジョンで死に


もう1度 ラドムさんの父親から鉄の鎧と盾を受け取る


(ハズイ 鎧と盾がもらえると分かっていて 木剣のお金を断るのはハズ過ぎる)


・・・


もちろん このイベントは何度も繰り返すことになる


・・・


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ