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夢シリーズ 繰り返される異世界転生 繰り返される妄想【未完の妄想】  作者: あつし
月曜日の英雄 『依頼成功率100%の冒険者』
4/18




(とりあえず 何をすれば?)


(ゲームと同じで ギルドの依頼で稼ぐしかないのか?)


俺はギルドに行き 依頼を確認することにした


ゲームと違って 会話が出来る


ゲームでは「依頼はこれだ」っと短いセリフを繰り返すだけのギルド職員が


普通に会話をしてくれる


まるで現実のように


・・・


やはり これは現実と考えた方がいいのだろうか?


・・・


ゲームでは子猫探しと荷物運びしか無かったのだが


沢山の依頼があった


皿洗いの仕事や子供の子守 等など


沢山の仕事がある


(楽でお金になりそうなのは う~ん どれだろう?)


皿洗い 1日 2千エン

子供の子守 3千エン


(宿代が1泊 千エンだけど 何か食べると ・・・ 2~3千エンだと ほとんど残らないんだよな~)


武具屋を覗いて値段を確認したのだが


鉄の剣が10万エン

鉄の鎧が20万エン

鉄の兜が10万エン

鉄の盾が10万エン


とても 買える値段ではなかった


手持ちのお金は1万4千エン


家でゲームをしている時にセーブするまでに稼いだお金だ


ゲームをしている時はお腹が空くという概念がなかったのだが


今は現実なのか お腹が空く


・・・


俺は受付のおじさんに聞くことにした


「一番稼げる依頼はどれですか?」


「稼げる依頼か 冒険者なら やはり ダンジョンだな ダンジョンには宝箱がある 運次第だが 稼げると思うぞ」


(街の外に出ないとダメなのか ダンジョン ・・・ 危険そうだけど ・・・ 稼げるのか)


・・・


この村の北にドリムのダンジョンがあると教えてくれた


ダンジョンの名前は 発見者のドリムさんの名前なんだとか


ダンジョン1階に出る魔物は成長していないスライム コボルト ゴブリン オーク等が出ると


レベル10以上の冒険者達が入るダンジョンだそうだ


(って 俺のレベルは1なんだけど)


おじさんは俺に


「まあ この村に辿り着けるなら問題ないだろう どの街や村から来たのか知らないがレベル10以上でないと辿り着けないだろうからな」


(えっ そ そうなのか)


おじさんには 俺のレベルを鑑定する能力がないらしい


俺は目に入った人を鑑定することが出来る


名前 性別 レベルが ステータス画面に表示されるのだ


・・・


(う~ん どうする?)


・・・





俺は村の外へと向かった


(北だよな 宝箱を見つけることが出来れば 武具を買うことが いや 宝箱に武具が入っていることもあるって言ってたか)


・・・




北に進むが魔物は見えない


街の外は魔物だらけと言っていたのだが


・・・


いない


・・・


5分ほど 歩いていると


「えっ ええっ ええっ」


いきなり ステータス画面が目の前に表示され


魔物が現われた


ステータス画面のログにはG級スライムが3匹現れたとのメッセージがある


(スライム? たしかにゲームなどで見るスライムと見た目が同じ 弱いのかな なら 勝てるか?)


目の前には青くて丸いスライムが3匹いるが


俺はスライムに向かって走り 足で蹴っ飛ばす


スライムは転がったのだが


ステータス画面にはダメージ1を与えたとメッセージが


(ダメージ1? なら もう1度)


再び 蹴りを入れようとすると


(げっ しまった)


横のスライムが俺に体当たりを


俺は吹き飛ばされるが ・・・


(えっ 痛くない おっ まさか 俺は無敵なのか)


しかし ステータス画面を見ると


(あっ 減ってる)


体力が5減っていた 更にログにも ダメージ5を受けたと


(衝撃はあるが 痛みはないのか)


「うわっ」


更にもう1匹のスライムが俺に体当たりを


更に 俺が攻撃したスライムからも


俺は蹴りを入れたスライムをもう1度蹴る



俺が1度攻撃すると


スライムも攻撃を


それも3匹から攻撃を受けてしまう


俺の最大体力は28


(あれっ ってことは やっぱり)


体力が0になり 画面が真っ赤に


(あ~ 死んだのか)


っと思った瞬間


画面が現れ


セーブ と ロードの表示が


(おっ やり直せるのか)


もちろん 慎重にロードを選ぶ











・・・


(あれっ ここは どこだ?)


俺は いつの間にか眠っていたようだ


(あっ ここは)


この部屋には見覚えがあった


(そうだ ヤドルの村の宿だ セーブをしていた場所)


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