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(えっ 人?)
163階の宝箱探しをしていると 前に人影が
向こうも俺に気づき 近づいてきた
20代の女性
なかなか 可愛い
黒髪で 顔は
・・・
日本人?
俺が女性の顔をじーっと見ていると 女性が話しかけてきた
「こんにちは 私は英雄のアカリ ラノマナ王国の英雄よ あなたは?」
(英雄? アカリ やはり 日本人なのかな?)
「こんにちは あつしです 冒険者をしています」
「冒険者? 英雄じゃないの? あなたも日本人でしょ?」
「その 英雄とは何ですか?」
「え~ 知らないの 召喚によって この世界に来た異世界の人達のことよ あなたは違うの?」
(えっ 召喚? この世界に ・・・ 嘘をついても仕方ないよね)
「俺は気づいたら 小さな村の宿に寝てました そんな人もいるんですか?」
「ふっふっ 何それ 聞いたことないわよ ねぇ 誰か聞いたことある」
アカリは後ろの仲間3人に聞くが 誰も知らないっと 聞いたことがないっと
「そ そうなんですか あっ 日本に帰る方法は?」
(まあ 日本に未練はないんだけどね~)
アカリの顔は曇る そして
首を横に振りながら
「分からないの 魔王を倒せば方法が分かるとか ダンジョンの最下層に方法があるとか 曖昧な情報だけ」
「そうですか ありがとうございます」
「で あつしくんの仲間は? まさか 1人? 仲間は その 死んだの?」
「えっ 1人ですよ この階の階層石があるので」
「あつしくんって強いのね レベルいくつなの?」
「えっ え~っと いくつだったかな ははは」
(さすがに レベル1って言えないよね)
アカリの レベルは183もある 仲間達も170以上
「ふ~ん 特殊能力が凄いのかな?」
「えっ 特殊能力?」
「3つあるでしょ まあ 秘密でしょうけどね」
(3つ 俺には何も無いような?そうか アカリさんは俺のレベルが分からない 鑑定が俺の特殊能力 おそらく セーブとロード これが別々なら 3つかな?)
「あるかも?」
「かも? ふっふっ まあいいわ 一緒に行く?」
「えっ いや 俺は1人で大丈夫ですよ 街には仲間もいますからね」
「へぇ~ そうなの あつしくんの仲間なら強そうね じゃあ またね 私達は180階くらいまで下りてから街に戻るつもりだから」
(くらい?)
俺はアカリさん達を手を振って見送り 反対の方へと
「ぐはっ」
(す スライム~)
・・・
(おっ 指輪か A級の魔力の指輪 フィレにおみあげだね)
・・・
今回は A級の盾と3千万エンが2回 そして A級の魔力の指輪
街に戻り のんびり 1週間を過ごそうとしたのだが
・・・
(えっ 死んだ? アカリさん達が全滅)
ギルドでアカリさん達が死んだと話題になっていた
ギルドが発行しているプレートを持っていれば 死んだ時に分かるらしい
(163階 俺と別れた後に ・・・)
・・・
「ご主人様?」
「んっ ああ ちょっと考え事をね」
「大丈夫ですか?」
「うん 大丈夫だよ ありがとう」
俺はフィレを抱きしめる
(日本人 セーブをしなければ ・・・ )
「フィレ 美味しい物でも食べようか」
フィレは嬉しそう俺をぎゅっと抱きしめ
「はい」っと
俺とフィレは この街で一番高い店に
片っ端から料理を注文
デザートも全て注文
少しづつ食べていく
会計は4千万エンを超えた
(え~ ここまで高いのか)
俺はフィレを宿に戻し 夜の街に
・・・
(さすがに 眠い~ さて ダンジョンに行くか いや 面倒だな 装備を外せば 街のすぐ側でも ・・・)




