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事の始まり
暗く、なった。暗くなったこの場所に、声が、聞こえた。それは、酷く冷たく響き、そして、こう言った。
「各部活内で争って貰う。生き残りを賭けて」
全員が、息を呑む気配が伝わる。
「殺し合いで」
目が見開かれる。ーーー今、なんと言った?
聞き間違いだと希望をもち、そして、次の一声で希望を打ち砕かれる。
「生き残りを賭けて、各部活内で殺しあって貰う。一人でも逆らえば、皆殺しだ」
嘘・・・でしょ!?
ー・・・これが、私達の儚くも脆い友情の始まりだった。
こんにちは、桜騎です!今回は殺し合いの始まり、1番最初を書きました!主人公の、名前や学校名などは次話に出てきます!よろしくお願いします!