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人生サボったつまんない男の結末
37歳、適齢期、死の
もう先とか考えられないから
あまり思い出せないんだけど、
母親が泣いて
「私を怖がらせないで」って言ってた。
兄は落ち着いて
「兄ちゃんも会社組織に居るからさ、上司に相談して帰ってきた。」
って言ってたなそれ以上のこと
言ってなかったけど
ああ、そうだ
俺は首を吊ったんだ、
それが35歳の12月の出来事
よーするにおっさんが
抗鬱剤と眠剤をODして
死のうとした。
それを失敗した
ドアノブにベルトをひっかけて
バタバタしちゃったのかな足を苦しくて
それに気付かれてこうなったというか
その日のバイト休もうと思ったんだけど
誰も俺の代打にならなかったから
首にアザつけて
ネットカフェのフロントのバイト行ったんだよな。
俺みたいなのはいっぱいいるはずなのに