異世界での初めての戦闘
国造りなんていかが?何て言う感想をいただいたので参考にさせて貰いました。一様異世界編は結構続く予定です。まぁ現代要素は適当に入れていきます。
加護とかスキルもあります。
「俺は異世界に来たぞー!!!」
「私は異世界に来たよー!!」
<亜斗様、天身様コレは何でしょうか?>
「嫌、ほら、さ、異世界来たら一度はやってみようと思っていたんだ。」
「ん、兄ぃに同じく。」
<なるほど、良くわかりませんが了解しました>
兆を超える世界を頭の中で管理している甘雪にだって分からない事はある。
「んじゃあ、まずこの世界の情報把握だな」
「ん、見た感じ某小説達でありそうな森」
「だとするとお約束的には、一昔前のヨーロッパとかイギリスみたいな感じか?」
「ん、たぶん」
<・・・・、今地形把握をしてまいりました。亜斗様の推測通りだと思われます。>
甘雪にはこの異世界を楽しみたいので過度な情報の提供は無しにしてもらっている。
「んじゃあ、さて村か町でも見つけますかね?」
「ね、兄ぃ?いっその事国でも作ればいいんじゃない?」
「あ、それいいな~」
テンプレ、テンプレ言っておきながら初手国造りは無いだろうと甘雪は思った。
「でも人いなくないか?」
「兄ぃそこは、ほら某錬金術の集大成」
「ホムンクルスか!!いいなホムンクルスの国とか、ロマンじゃん」
「と、その話は後にして、人が来たみたいだぞ」
「ん、人、ね丁寧に<おもてなし>しなくちゃね」
とある山賊side
「お頭、さっきあっちの方角で何か光ましたよ、行ってみましょう」
この森、山の山賊の頭に一人の山賊が言う
「おう、何か宝があるかもしれないしな。」
こうして山賊20名を連れ光った方角へと進んでいく。
それよりもこの山賊危機管理が出来ていないのではないだろうか。
「光った」場所なんて何が起こるか分からなく危険な場所だっていう事もあるだろうに。
まぁ、そのボロボロの危機管理のお陰で山賊達は地獄へと自らの足で向かう事へとなるのだが。
「頭、あそこに、男ろ女がいやすぜ、女の方は特上ですぜ。」
「おお、あれは良いな野郎共、今日は女が手に入るぞー!」
「「「「おおおおー!」」」」
「弓使い男は殺して良い放て!」
そして役6名の山賊の弓使いが弓を放つ
そうすると男の方がナイフを持ち出した
「へ、そんなナイフで風の加護がかかった弓矢をどうこうできる訳ないだろう」
確かにその弓から放たれた矢は早すぎた、ビュン!と音を立ててナイフを持った男へ向かっていく
「ごめんな、あいにく<ただのナイフ>じゃないんだわ」
辛うじてお頭は男がそう言っているのが聞こえた。
そうすると男の直前まで迫っていた矢はすべて切り落とされた。
いや山賊達から見れば、気が付けば切られていたの方が正しいかもしれない。
「ごめん、少しやりたい事あるから、このぐらいのおもてなしで勘弁してくれよ。」
そう耳元で囁かれた山賊の頭は次の瞬間には意識が暗転していた。
そしてそれは、他の山賊達にも例外なく訪れた。
そしてこれがRTASの異世界初めての戦闘とも言えない一方的な勝利だった。
題名詐欺にならぬよう現代要素も入れていきます。
ではまた次回




