第二話 転生した男
ノストラダムスは転生するのか?
何の期待もせずに読んで大丈夫です。
転生するので。
目を覚ますとそこは————————————
ノストラダムス
「なんでフランスじゃねえんだよおおおおおおおお」
ノストラダムス
「いや、知ってるよ?転生って言ったら日本なのは知ってるけどさ、それ大体逆のパターンじゃん?500年前のフランス人が日本に転生する意味ある?しかもちょっと待って。あーやばい。脳内に流れ込んでくる。
——なんでニートなんだよ!チートって言っただろうが!!神様、そのギャグは勘弁してくださいよ!」
クレオパトラ
「信さん、ちょっと見て。あの子、本当に転生してるわ。」
信長
「うわー。やっぱ俺たちの、のっちは最高だな。それにしてもクレオ様、昨日のはひどいよ?」
クレオパトラ
「あら。信さんだって一緒になってやってたじゃない。」
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ノストラダムス
「あーもうマジで酔ったわ!今日はとことん飲んでアンゴルモア忘れまーす!うぇーーい!!」
まばゆい光と共にテーブルに転生と書かれたスイッチが現れる。
クレオパトラ
「あら、神様。準備が出来たのね。」
信長
「うむ。おい、のっち!これ押したら転生しちゃうから気をつけろよ?絶対押すなよ?」
クレオパトラ
「そんなこと言ったら私が押したくなっちゃうわ。」
信長
「え?じゃあ俺も押しちゃおっかなあ。」
ノストラダムス
「じゃあ俺が押しちゃうーー!!」
信長・クレオパトラ・秀吉
「どうぞ、どうぞ。せーの!アンゴルモア!アンゴルモア!アンゴルモア!」
ノストラダムス
「よいしょー!!!」
ピッ
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信長
「酔いが覚め始めたらちょっと自分に引き始めちゃって…。」
始皇帝
「何を見ているんだ?またお前ら、のっちをいじってたのか?」
クレオ
「あらー、始皇帝さん。のっちが転生したからみんなで見てるのよー。」
信長
「サル!始皇帝に焼酎の水銀割もってきてあげて」
秀吉
「御意」
始皇帝
「おい、お前!それ言うのは無しだと言っただろ!と言うか転生!?あいつ転生したのか!?」