第十一話 もう迷わない男
前回は迷宮に囚われてしまったノストラダムス。
彼はその程度では負けない。
何度でも立ち上がるのだ!
ノストラダムス
「ルナのやつ、俺を子供扱いしやがって!俺はもう500歳だっつーの!一人でも買い物くらい出来るんだよ!さーて、ルナが本屋に行ってる間に夕飯の買い物終わらせてやるぜ!」
クレオパトラ
「ねえ、信さん。この子この後どこに行くと思う?」
信長
「いくら、のっちとは言え同じ過ちは繰り返さないだろう。」
クレオパトラ
「そうよねえ。でもこの子の方向迷子センターの方向よ?」
信長
「やめろ!のっち!次はルナに殺されるぞ!」
ノストラダムス
「ふー。やっぱりイオンには敵わねえや。」
迷子センター
信長
「のっちーーーーーー!!!!!」
翌週
ノストラダムス
「人はなぜ同じ過ちを繰り返すのだろうか。今日はイオンじゃないから平気だと思ったんだ…。あれほどルナとアンゴに言われたのに…。俺はこのまま死ぬのだろうか。」
アンゴルモア
「のっちさんどこ行ったんですかねえ?」
ルナ
「だから新宿駅では絶対離れるなって言ったのに!イオンの比じゃないのよ!」
ノストラダムス
「ああ、もうあきらめよう。俺の命はここまでだ。次は五男に生まれますように…」
信長
「やべえ!始皇帝それは飲みすぎ!本当死ぬぞ!」
始皇帝
「何を言う!我はもう死んでおるwww」
クレオパトラ
「もう、今日は二人とも酔い過ぎよ。ん?今一瞬のっちが天界にいたような…。」
信長
「クレオ様、そんな馬鹿な話が…。ちょっと下界を覗いて見る…のっちーーーー!!!!」
さらに翌週
ルナ
「良い?今日こそは本当に約束して。絶対紙に書いてある道以外通っちゃダメよ?分かった?」
ノストラダムス
「ルナ。さすがに俺も500歳近いんだ。あまりバカにしないでほしい。」
ルナ
「ううん。のっち違うの。バカだから言ってるの。今日は私とアンゴはヨガの日だから付いていけないの。だから余計なことしないで、まっすぐ帰ってくるのよ?分かった?」
ノストラダムス
「バカにしやがって!もう、うるさい!行ってきます!」
~5時間後~
ノストラダムス
「なぜだ。上野駅なら大丈夫って言ってたじゃないか。ルナのバカ。suicaの残金も予定より大幅に減っている。次ミスったら家には着けない。これは生死を賭けた戦いだ。」
クレオパトラ
「あ、あの子ジュース買ったわ。」
信長
「のっちーーーーーー!!!!」
さらにその翌週
ノストラダムス
「新宿・上野と死にかけたが今日は大丈夫だ。渋谷は俺に似合う街だ。それにルナが困ったらタクシーに乗りなさいって1万円も持たせてくれたわ。これで何があっても家に…」
クレオパトラ
「あ、あの子パチンコ屋に入ったわ。」
信長
「のっちーーーーー!!!!」